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- 2023.12.07 Thursday
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舞台はベルギー。主人公は、ツマラナイ仕事をする傍らコソ泥の一味でもあるピア・ウルマン。ある日、ピアが10代の時に家を出たまま音信不通となっていた、ダイアモンド・ディーラー一家出身の父が亡くなった。スミマセン、努力はしましたが文が下手すぎてあらすじがよく分からないと思います。テキトーに流しといてください。ごめんなさい。
ピアは父の葬儀で再会した、やはりダイアモンド・ディーラーの従兄弟ガビから、事務所の改装の仕事を依頼される。
その昔、ダイアモンドのカット作業中の事故で指を失った父を見捨て、家から追い出した一家に恨みを持つピアは、彼らへの復讐の機会を得ようと仕事を受け、一家の住むアントワープへ行くことに。
そんな中、経験は無くともダイアモンドを見る天賦の才能を持っていたピアは、カットの技術を学び超高額のダイアモンドに近づけるようになり・・・。
ヨーロッパ各国の名シェフたちが、次々に各自の得意料理になぞらえて殺されていく。ジャクリーン・ビセット演じるデザート職人も狙われることが予想され・・・。
《名シェフとして選ばれ殺される名誉と、無視される屈辱、どっちを選ぶ?》
フランス人シェフたちが集まって、各々「お前らじゃねーよ、次はオレだ。まじヤベぇ。」とエゴをぶつけ合ったり、
「そもそも一流料理人を狙うならまずフランス人だろう!犯人の目は節穴だ!」
と意気投合したり♪ 緊張感なさすぎる連続殺人事件!
関係ないので比べちゃ悪いけど、先日観たばかりだし状況が似てるのでどうしても比べちゃいます^^;
「ファイナルアンサー」の方は、この手の物語に期待する、登場人物たちが謎を解こうとする過程のドラマに全く面白味がなかったのに対して、こちらはちゃんと期待に応えてくれた感じ。ダメな方を先に観ておいてラッキーだったのかも?笑
※ちょっと右のDVDのジャケ見比べてください。これ騙す気まんまんだよね!ヒデ〜
またロマン・デュリスでございます^^ パリで法律事務所を共同経営し、妻と二人の子供に恵まれ不自由ない生活を送るポール。ところがある日、妻の隣人との不貞を知った彼は、勢い余って相手の男を殺してしまい・・・ というサスペンスです。 ◆ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者(L'homme Qui Voulait Vivre Sa Vie)2010年 監督:エリック・ラルティゴ、原作:ダグラス・ケネディ
原作本の日本版帯には、デカデカと「全米騒然」なんて書かれています。元々はアメリカの小説だったようですね。 殺した相手になりすまして残りの人生を送ることを決めた男ということで、「太陽がいっぱい」のようなお話です。 髪もヒゲもワイルドに伸ばしたロマン・デュリスがカッコいいです!やっぱりこうでなくっちゃ♪ しかし中盤や終盤には、ストーリーの都合上なんだか汚らしくなってきちゃうのが残念でしたけど。こういうスタイルって、丁度良い加減をキープするのが大変そうですねー^^; で、この映画ですが、なかなかスリリングで面白かったですよ。 ※以下、軽くネタバレ気味です。 殺人によって自分の生活が崩れ去り、子供たちを "殺人犯の子ども" には出来ないから、と身を隠すことを決意。自分が死んだことにして殺した相手になりすまし、海外に渡って自身の夢でもあった写真家となって地味に暮らしていくことに。 ところが、彼の写真作品が評判となってしまって焦ることになる、というところがポイントです。 殺人の罪から逃れて夢を叶えるなんて、そんな簡単な話じゃないんですよね。他人になりすましていることがバレてはいけませんから、成功する(=有名になる)わけにはいかないので。例え有名にならなくても、いつどこからバレるかと、常に怯える生活ですし。 逃亡犯が捕まってホッとするなんて話もよく聞きますが、まさにそういうことですよねー。 写真家の話でもあるため、ステキな画もたくさん見られました。彼の個展の作品群も、じっくり見たくなるものばかり! 主人公が第二の人生に選んだ田舎の風景も、ちょっと芸術的に映し出されていました。 ただ、終盤の更なる逃亡のエピソードが、なんだかゴチャッとしちゃって、上手い余韻が残らなかったのが少し残念だったかな。そこに大きく尺を取る必要はないとは思いますが、全体的な比重の配分に不満が残りました。 とにかくロマン・デュリスは良かったです!romain |
ピーター・ユスティノフ版ポワロものです。 デヴィッド・スーシェ版のドラマ「名探偵ポワロ ニューシーズン」シリーズでも観たことのあるお話でした。 ◆死海殺人事件(Appointment with Death)1988年 監督:マイケル・ウィナー
1937年、アメリカの富豪ボイントンが死去。後妻だった未亡人は弁護士を脅し最終遺言書を破棄させ、彼の子供たちと均等に分けるはずだった財産を独り占めし・・・ いつも通り、殺人事件が起きてポワロが解決するミステリです^^ この映画は大体原作に沿っていた模様ですね。 ドラマ版はもの凄く大胆な追加&変更がされていたようで、大筋は同じだけど違う話みたいになっていた、ということになります。犯人から犯行の動機まで変更されてましたからね。 しかし私にはドラマ版の方が断然面白かったですねー。(えこひいきじゃなくて 笑) ドラマの方では、殺人の被害者が憎まれる理由がぐぅ〜んとアップしているので、殺人が起こるほどの重い人間ドラマに更に重みを追加していたと思います。 逆に映画では、それなりに全員に動機がある状態にはなっているものの、どうも薄い感じがしてしまいました。読んでいませんが小説はきっと、各キャラクタをじっくり描いているパターンなのでしょう。もしも原作がまったくこの通りだとしたらショックです^^; それにしても、オールスターキャストでおなじみの映画版ポワロものなはずですが、これはちょっとショボい感じがしましたね。 容疑者が大勢いる中で大半が豪華さを感じさせないメンツなので(なのか?)、中尾彬や池波志乃が出てる並の当りの付け易さです(笑) |
観る前は、リンカーン大統領関係の歴史物かと思ってましたが、全然違いました^^; マシュー・マコノヒー主演の現代のお話です。 ◆リンカーン弁護士(The Lincoln Lawyer)2011年 監督:ブラッド・ファーマン
金次第で麻薬売人や売春婦の容疑を晴らす敏腕弁護士のミック。ある日、女性への殺人未遂の容疑をかけられた資産家の御曹司ルイスがミックに弁護を依頼。ミックは、いつもどおり司法取引をまとめて高額報酬を受け取るつもりだった。ところがルイスは、頑なに無実を訴え司法取引を拒否し・・・ という、法廷サスペンスです。 しかし話は、事実がどうなのか、犯人は誰なのか、という所ではないようですし、主人公である弁護士が依頼人の無罪を勝ち取れるか、という話でもなさそうです。なんつーかもぉ、なんともイヤぁ〜なモドカシさでムズムズしちゃう状況に置かれてしまった弁護士が、どう出るのか、どう決着をつけるのか、という一筋縄では行かない話ですね。 もちろん物語前半は事件の全容が判らないので、それを探るようなサスペンスでもあるのですが、後半は思わぬ、そして面白い展開になっていってました。 その内容は言わないでおきますね。是非ご覧になってください。おススメです^^ 変に正義漢ぶらず、楽に稼ぐもんね〜ってな感じのちょいワル系でありながら、実は情に厚い弁護士が主人公です。 いやぁ、この雰囲気はマコノヒーにピッタリですねー。事務所代わりに使用している高級車リンカーンの車内はいつもやたらファンキーで、はじめは「なんか・・・ "カッコいいオレ" に酔ってる?」と、ちょっと冷ややかに観てたんですがー、いやいやこれがなんともいい感じの箸休めに♪ 内容全体としては、3,4回位のテレビのミニシリーズでやるくらいの話を、2時間にぎゅーっと詰めたような感じなんですよ。退屈の暇など無く、全部が大事なので気を抜く暇もない!正直、頭の回転の遅い私の場合は、家で録画鑑賞で助かったー!ってくらい^^; 雰囲気的には(箸休めのお陰で?)"全編に渡って緊迫した" といった感じではないものの、集中力は要りますね。 とは言っても主人公がマコノヒーですから、甘いムードが漂う部分もあり、観終えてドッと疲れたー!みたいなことはなかったです。 期待してなかった分、満足度が高かったですよ^^ それにしても、ライアン・フィリップってちっとも老けないなー |
見た目が好みというわけでは決してないですが^^;マイケル・シャノンという方が少し気になったので、録画してみましたー。 ◆テイク・シェルター(Take Shelter)2011年 監督:ジェフ・ニコルズ
果てしなく地味なつくりなのに、最後まで集中して観れちゃったがね! 嵐の悪夢に毎晩うなされるようになった男が、竜巻の恐怖に囚われて突如シェルター作りに没頭し始めてしまう話です。 悪夢に悩まされるというのはまぁまぁ有りそうな話ですが、この主人公の場合は悪夢の他に幻覚も見るようになり、実母の統合失調症を思うと自分も精神を病んできたのではないかという不安に襲われている、というところがポイントとなっています。 家族や同僚の不信感を尻目に「家族を守らねば!」という強迫観念から作業に没頭することにより、それまでの平凡で幸福だった生活が崩れて行ってしまうというジワジワ来る心理系ですね。派手な災害パニックサスペンス的なものでは全くありませんでした。 ほんとに単調で地味なんですが、随分引き込まれましたねぇ。ほぼ一重に主演のマイケル・シャノンのお陰でしょう。彼は容姿にインパクトがありますよねー。狂気に満ちたあの顔(と、もちろん演技)に引っ張られてしまった感じです。妻や娘に優しく微笑みかける良きパパの姿も結構見せていましたが、申し訳ないけどそちらには違和感があったり?^^;ナーンテ 夫の異変に戸惑う妻を演じたジェシカ・チャステインもステキでした。全否定でこちらをヤキモキさせるパターンでなかった所が好みでしたね。 |
他の映画の予約の時間を間違えて、偶然録画しちゃった映画です。再生してみたらタイトルすら聞き覚えのない映画でガッカリしたわけですが、すぐに「ウィリアム・ワイラー監督」の文字を発見!んじゃあちょっと観てみるか、と^^ ◆必死の逃亡者(The Desperate Hours)1955年 監督:ウィリアム・ワイラー
ワイラーって、大好きな「ローマの休日」「おしゃれ泥棒」「噂の二人」の人ですよねー^^ とある家族のワイワイした朝食風景から始まるこの映画も、期待通り感じ良く観られそうじゃないのぉー♪とサクっと入って行けたわけですが、タイトルからしてお気楽モノじゃないですもんね。軽い感じを期待しちゃダメなヤツでした。 ハンフリー・ボガート率いる3人の脱獄囚に家を占拠されてしまう、というサスペンスです。 ミッキー・ロークの「逃亡者」はこれのリメイクだそうですね。私はそちらも観てませんが。 前半は、大変なことになって怯えてはいる様子ではあるんですが、どこか緊張感に欠けるように見える家族が不思議な感じでした。しかし後半にはなんだかんだドキドキさせられましたね。 まぁ面白かったですよ^^ 一番最後のパパの手招きがお気に入りです。 しかしハンフリー・ボガートって興味ないんですよねぇ...。 ここでは冷酷な犯罪者役です。ニヒルで時に暴力的ではあっても、どこか品が良いような紳士的なような感じなので、なんとなく安心して観ちゃってました。 犯罪者でも暴力だけでなく頭が使える風となると、わりとカッコ良く見えたりするのがタチが悪いですねー。その辺の関係で、彼もなんとなく魅力的に感じてしまいましたよ。 ま、やはり今後もわざわざ彼目当てで何か観ようと思う事はないでしょうけども^^; |
クロード・シャブロル監督作品を3作観たうちの1つです。他の2作と同様、雰囲気や見た目が特に好きだったのですが、心理ドラマとしても結構面白かったです^^ ■沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(La Ceremonie)1995年 監督:クロード・シャブロル
ブルジョワ一家に家政婦として雇われた女が主人公。彼女が親友となった、常々一家を憎んでいる女と共に惨劇を起こすまでを描いた物語です。イギリスの小説が原作だそうです。 主人公の家政婦ソフィは、口数が少なめでミステリアスなタイプ。その不気味さが興味をそそります。家中いつもピカピカにし料理の腕も確かで、一家を満足させていた彼女が、金持ちを嫉む、いかにも態度の悪い女ジャンヌと付き合い始めたことにより変化を見せていく、という展開です。 加えて、彼女がある障害を持っていることをひた隠しにしている所が重要です。それにより雇い主との間にどんな問題が起き、どのように切り抜けるのか、切り抜けられないのか、という部分でもドキドキ感があって面白かったですね。 ジャクリーン・ビセットとジャン=ピエール・カッセル演じる夫妻は別に傲慢な金持ちではないですし、ヴィルジニー・ルドワイヤン演じる一見クールな大学生の娘も思いやりのあるいい子、高校生の息子はのほほんとした無関心系だし、一家は決して悪い雇い主ではないんですよね。 態度の悪い女を熱演したイザベル・ユペールと、大人しい家政婦ソフィを演じたサンドリーヌ・ボネールが各賞を受賞したようです。見応えがありました。 イザベル・ユペールって気になりますね。ベテランの女優さんで若くはありませんが、結構好みです^^ |