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    • 2023.12.07 Thursday
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    【エルヴィスとニクソン 〜写真に隠された真実〜】(2016年)

    米国立公文書館所蔵の画像資料に実際にある、リチャード・ニクソンとエルヴィス・プレスリーが握手を交わす写真。その面会の詳細は記録に残っていないそうですが、ソコを創作映画化してみました、という内容です。

    ■Elvis & Nixon 監督:リザ・ジョンソン


    麻薬に汚染される若者たちとアメリカの将来を心配するエルヴィスは、自らが覆面麻薬捜査官になって取り締まる!というグッドアイディアを思いつき、取締官の資格を手に入れるべくニクソン大統領への面会を申し込むが・・・。

    どこまでが事実でどこからがフィクションなのかが分からない所がやや問題に思えますけども、別にどっちでもいい気がするくらい軽〜く楽しめるコメディでした^^

    そもそも覆面捜査官になろうと真剣に考え、エルヴィス本人が自分で行動に移す時点で笑いが起こりますしね。でもコレは事実のようですよ。エルヴィスは本気!



    飛行機のチケットを初めて自分で買ってみたり、きまぐれにドーナツ屋にフラっと寄ってみたりしながら、エルヴィスの浮世離れエピソードが描かれるのが楽しいですね。大スターですから、基本顔パスで何も困りゃしないし。礼儀正しくて真面目ないい人キャラも手伝って、やたらキュートに思えてイイ感じです♪

    ・・・がしかし、浮世離れ→常識を知らないアホ のようにも映るでしょうから、恐らくエルヴィスのファンは気に入らないでしょうね^^; エルヴィスには別に思い入れはないよー、くらいの人が軽く見る分には楽しい作品だったと思います。



    まずエルヴィスを演じたマイケル・シャノンのノリノリの演技がイイ!顔はこんなゴツかないでしょ...って感じで全然似てないのに、エルヴィスの "この感じ" どっかで見たことある!って思えるナリキリっぷりがオモシロイ。(知らないから言えるのかもね。笑)

    一般的な謙虚さ礼儀正しさも持ち合わせているけれど、結局スターの流儀が彼の常識というチグハグ加減にホワイトハウスの中の人たちがアタフタさせられるクダリもイイですね。

    更にニクソンを演じたケヴィン・スペイシーも激ハマり!そりゃ彼なら間違いナイ^^
    その他、ニクソンの補佐官とかその辺りにコリン・ハンクスとエヴァン・ピーターズ、エルヴィスの付き添いにアレックス・ペティファー などなかなか豪華。



    暇つぶしに是非どうぞ。




    【Der Nanny】(2015年)

    マティアス・シュヴァイクホーファー、4作目の監督・主演作品です。
    お馴染みのミラン・ペシェルが共演・・・というか、もしかしたらコッチが主役?^^;

    ◆Der Nanny(2015年)監督:マティアス・シュヴァイクホーファー


    タイトルからナニ―の話であることは想像できてましたが、なんとなく勝手にマティアスがナニ―をやるんだと思っちゃってました^^;違うんですね。マティアスは、仕事に忙しいシングルファーザー。ミランの方がナニ―になる話。そういえば "息子役と" というキャプション付きのマティアスの写真を見たことがありました。すっかり忘れてた・・・。

    建設会社の経営者として奮闘中の実業家クレメンス。彼は仕事に忙しいばかりでほとんど家におらず、小学生の娘と息子は、ナニ―を何人もイタズラや嫌がらせで追い出すようなヒネた子どもになってしまってる。

    現在クレメンスは新しい建設プロジェクトのために、住民を強引に立ち退かせているところ。その住民の一人ロルフは家を失い、腹を立ててクレメンスに一発お見舞いしてやろうと彼の邸宅へ押しかける。が、ちょうどまたナニ―が逃げ出して困っていたクレメンスは、タイミング良く現れたロルフを訳も分からないままナニ―として雇ってしまい・・・。



    話は単純です。
    家庭を顧みない父親と寂しい子どもたちの関係の修復に、突然入り込んだちょっと風変わりな男が一役買う、といったところですね。
    期待通り/いつも通りのハートウォーミング系コメディだけど、安全牌すぎるくらい^^;

    とにかく最初から筋が丸見えでそのまんまって感じなんですよね。
    素人ナニ―と子どもたちとの関係の変化、父の考え方の変化、父子の関係・・・そして建設地の立ち退き問題。確かに間違いないハートウォーミング系だけど、ホロっとくるものがあるわけでもないし、どうも単純すぎる気もしちゃって「フツー」って印象に^^;

    ギョロ目のいかにもコメディアンな風貌のミラン・ペシェルは、以前のマティアス作品「Schlussmacher」で演じたキャラとほぼ同じで、愛情に溢れる温かくて熱い、たまに空回り〜悪気のない大失態をやらかす系。ミランのいわゆるハマり役ですね。ウザすぎないキャラで、いかにもこの人のお陰で心温まるよね〜って感じ^^

    お金持ち実業家役のマティアスはスーツ姿がカッコ良かったですね!一生懸命働いてるパパですから。個人的には彼を悪者扱いするのはなんとなく納得いかない・・・。
    そしてセクシーなシーンもあり!今回はいつものコミカル路線よりそれらしい感じでしたね!目が充血するほどイッちゃった状態でのアレなので、少しは変でもありましたけども^^

    あと、共同経営者を演じたヨーコ・ヴィンターシャイト(Joko Winterscheidt)という方、マティアスと一緒の写真をよく見かけてましたが、スラっと長身でステキですねー。でもIMDbを見た限り俳優としての活躍は少なそうなのでザンネンです。

    それにしても、とにかく撮影風景が楽しそうですねー。やっててオモシロイからやってるんだ!って感じがガンガン伝わってきます。この映画のティーンのパーティーシーンのエキストラを一般公募してたんですよねー。参加出来た方々が羨ましい!

    それから、主題歌...かな?「Fliegen」という曲をマティアスが歌っています!
    ビデオには映画のシーンと撮影風景もたっぷり盛り込まれていますよ〜matthias




    【奇人たちの晩餐会】(1998年)

    バカをバカにするという低俗な遊びを喜ぶ "人でなし" へのブーメラン!

    ◆奇人たちの晩餐会(Le Diner de Cons)1998年
    監督、脚本:フランシス・ヴェベール


    最強のバカをゲストに招いて見世物にする晩餐会を開いている人たちの話。アメリカ版リメイク作品を以前に観た作品です。こちらはオリジナルのフランス版。

    こちらの方が素直に笑えた気がします。

    アメリカ版のスティーヴ・カレルのキャラがなんとなく知的障がいを思わせる感じだったのに対して、こちらはひどく頭の回転が悪いってくらいの所謂 "バカ" 。何かに気を取られて本来の目的を見失って失敗、その直後に自分でもやらかしたことに気づくという、私みたいな(^^;)タイプに近い。(ただし彼は一流、私は "ただのバカ"。)
    その違いで、アメリカ版の方がより悪趣味に思えてきました。



    結局バカなキャラがバカらしいことをやって見せ続ける映画なので若干クドくもなっては来ますが、電話のクダリの繰り返しはサイコーに好きでした!

    アメリカ版でルーシー・パンチがハジけ跳んでいた色情女のキャラが、こちらでは全然地味だったのが肩透かしでしたが、意外とそれがクドさが多少薄めていたのかもしれませんね。そういえばアメリカ版にはもっと濃い男も登場していたし(ザック・ガリフィアナキスまでいたし?)、結局やり過ぎていたのかな?

    ※主演バカの "作品" の内容は、アメリカ版の方が見応えがあっていいですけどね。

    こちらの主人公であるバカを見つけて招待する男は、何気にお気に入りなティエリー・レルミット。このキャラは基本的にアメリカ版のポール・ラッドとさほど変わらない感じだったと思います。でもポールの方はイラついたり怒ったりする感じがわりと本気で怖く感じちゃう(私はね。)のに比べて、レルミットはある程度の紳士度を保っていたので観ていて安心でした^^ 笑いをこらえきれない友達の存在もナイス!

    忘れた頃にまた観たい!って感じの名作コメディでしたね♪




    【グランド・ブダペスト・ホテル】(2013年)

    現在は閑散としているグランド・ブダペスト・ホテル。完璧なおもてなしが評判だった、かつてのこの超高級ホテルの現在の所有者ゼロが、このホテルを手に入れた経緯を語る。

    伝説のコンセルジュと呼ばれるグスタヴと懇意の間柄だった富豪の老婦人が自宅で殺害され、遺言により価値の高い名画がグスタヴに遺された。しかし殺人の嫌疑がかけられたグスタヴは、ロビーボーイのゼロを伴い逃亡するが・・・

    ◆グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)2013年
    監督、脚本:ウェス・アンダーソン


    ウェス・アンダーソンへの苦手意識が、私はかなり大きいです。しかしこれ、自分が成長したのか映画がハードルを下げて来たのか、普通に楽しめちゃいました。

    いくつか評論を見ると、どうやら後者でもあるようですが、前者もあったと思います。ま、実際のところは "成長" なんて大層な言葉を使うことじゃなく、俳優の顔を以前よりもたくさん知っているってだけですけども。

    私にとっての映画鑑賞の最大の楽しみとも言える要素、「この人がこの役を!」という点が、たっぷり堪能できる映画なんですよねー。しかも今回は個人的に好きな役者さんが目白押しでしたから、それだけでかなり楽しい!



    ウィレム・デフォーやティルダ・スウィントンの怪演、F.マーレイ・エイブラハム、エドワード・ノートン、マチュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ハーヴェイ・カイテル等の適材適所感、レア・セドゥ、オーウェン・ウィルソン、ジェイソン・シュワルツマンなどのこれだけ?感、などなど豪華豪華♪

    主役のレイフ・ファインズの熟女キラーっぷりにニヤリとしつつ、温かみのあるステキキャラにもそこそこ満足。その相棒となるロビー・ボーイの聡明さによる安心感も良かったですね。彼とその恋人(若きゼロとアガサ)を演じたシアーシャ・ローナンとトニー・レヴォロリはどちらもココで初めて見ましたが、今後どちらも注目したい感じ。



    内容もハードルが下がっていると言えるだけあって、これまで観た作品とは違いダレることなく、軽妙な映像と音楽や話の運び、ポップな世界観が思いっきり楽しめました。
    元々全く期待しないで観たお陰もあると思いますが、予想に反して結構好きだと言えそうです^^




    【アドミッション -親たちの入学試験-】(2013年)

    ポール・ラッドとティナ・フェイ主演ということで、楽しみにしていましたー

    ◆アドミッション -親たちの入学試験-(Admission)2013年
    監督:ポール・ワイツ


    名門プリンストン大学で入学担当事務局員の一人として志望者の合否を割り振りしているポーシャ(フェイ)が、新設校の教員で彼女の大学の同窓生ジョン(ラッド)からイチオシの生徒を紹介され・・・ 

    大筋はこういう話ではありますが、そこへ恋愛だの職場内でのライバル関係だの母娘関係の修復だの、更には・・・ネタバレになりますが、





    この生徒が実は、過去にポーシャが産んで養子に出した息子かもしれないと吹き込まれて、彼女の行動に大きな影響を与え・・・ま、いわゆる暴走することになったり。

    どうも纏まりがなくて、中途半端といった印象でした。
    アメリカの大学進学システムの一部が見られて、興味深くはありましたけども。

    しかも笑いどころもあんまり無かったですしねー。
    ストーリーはともかく、これはイタいですよ!
    だってティナ・フェイとポール・ラッドなんて揃えたら、そりゃあ笑いの嵐を期待しちゃうじゃないですか〜



    ポール・ラッドは、コメディの彼でなく完全にラヴコメ仕様のキャラ。
    元々私がポール・ラッドを見なおしたのは、そのラヴコメ仕様の彼を見て、だったので、嫌いではないんですけどー・・・ ・・・スミマセン、今回は見た目のせいか、そういう風な魅力も感じられませんでした。
    それで、笑いもなければ見るトコないよね〜的な?^^;(て、そこまで酷くはない!)

    もしかしたら一番可笑しかったのは、ポーシャと長年の同棲の末、他の女を妊娠させて突然彼女を捨てたマークだったのかも。彼女を棄てて去った後にも、たまに通りかかっては未練のありそうなことや的外れなことをチョロっと言って、新しい女に連れ去られていく男です。
    うん・・・浮気男で悪役だけど、ナニゲに彼はオモシロキャラだったんでしょうね。
    演じたのはマイケル・シーンでした。

    rudd





















    【Vaterfreuden】(2014年)

    マティアス・シュヴァイクホーファー3作目の監督作品を観ましたー。これもドイツ本国で大ヒットを記録したそうです♪
    ドイツからお取り寄せのDVD、英語字幕アリ。タイトルは直訳で、父の喜び?かな?

    ◆Vaterfreuden(2014年) 監督:マティアス・シュヴァイクホーファー


    セックスの最中。
    女「ピル飲むの止めたのよ〜♪さぁ!早く種をちょーだい!!ほらほら早くぅ〜!!」
    男「やめろ!どけどけ!俺から離れろ!!子供なんか全然欲しくねーよ!!」
    そんなシーンから始まったコメディです^^;

    この男がマティアス演じる独身男フィリックス。子育て中の2組の親友夫婦の騒がしい毎日を横目に、お気楽な生活をしています。ちなみに上記の女は彼女ではなく、特定の相手はいない様子。

    そんな彼のところに無職の兄が、ペットのフェレットを連れて転がり込んできた。しかしフィリックスもお金が無いとわかり、手っ取り早く稼ぐために精子提供を提案。簡単に300ユーロを手に入れてゴキゲンに^^



    ところが兄のフェレットが原因の怪我で、フィリックスは不妊になってしまった!
    一生子供が作れないと宣告されてショックを受けた彼は、提供したばかりの精子を取り戻すべく精子バンクに掛け合うが、既に使用された後で・・・

    問題は、その精子の提供を受けた女性(というより、お腹のあかちゃん)に近づこうとすること。
    完全にルール違反なので、共感しにくいわけですよ。近づいてどうする気なの??って感じで。

    彼としては、彼女の家庭を壊したくはないんですね。それはハッキリしているんです。じゃあ、何がしたいの??・・・というね。それを引きずったまま話の中心になっているので、物語としては終始「なんだそりゃ?」感が拭えない^^;



    そもそも子供が欲しくない人 だと思って見ていたので、できないと分かったとたんに執着するのがちょっと??だったんですけど、子供の扱いは上手いし、子供嫌いじゃないんですよね。
    トラウマとして語られる過去のエピソードで事情を知っても、「"まだ" 子供が欲しくない」理由がイマイチわからないし。なんか間違って解釈しちゃってたんでしょうかね^^; また観直してみるよ。



    とりあえず、コメディとしては面白かったですよ!
    オカシナ思考回路の兄貴がオモシロキャラです。弟のために彼なりに良かれと思ってすることがことごとく迷惑、というアリガチな感じではありますが、多少度が過ぎていても、見ていてウザ過ぎるほどじゃない、という絶妙なサジ加減で、丁度良くオモシロキャラの役割を果たしていて良かったです。フリードリヒ・ミュッケという方が演じていました。画像検索してみたら、この映画で見たよりも随分イケメンぽいじゃないですか!!ちょっと注目したいです^^

    DVDの特典映像が盛りだくさんで、すごく楽しかったです!
    撮影中、キャストもスタッフもすごく楽しそうで、マティアスはエキストラにも気さくっぽいし、明るい現場のようなので、見学してみたーい!とか思いました☆



    精子バンクのカタログにドナー本人の容姿の説明が。「ブラッドリー・クーパー+ヒュー・グラント」とか有名人に例えていて、マティアスは「スティーヴ・マックイーン+レオナルド・ディカプリオ」って言われてました。あー・・・なーるーほーどーねぇ^^ (脚本はマティアスじゃないので責任はないですよ!)matthias





























    【アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会】(2012年)

    お下品系青春ムービーの傑作「アメリカン・パイ」シリーズ、9年振りの4作目!
    すごく楽しみにしていました!!そして期待通り、最初から最後まで楽しめましたよー

    ◆アメリカン・パイパイパイ!完結編 俺たちの同騒会(American Reunion)2012年
    監督、脚本:J.ハーウィッツ、H.シュロスバーグ


    R.Kelly「Bump N' Grind」
    さすがハイスクール・リユニオンに集まる話だけあって、懐かしい曲で幕を開けるのねぇ〜 と思ったら、ジム&ミシェルの2歳になる息子の為の子守唄!!さすが!



    そんな感じでエロさ満開の甘い結婚生活が映し出されるのかと思いきや、そうはいかないですね〜。子どもが生まれてから夫婦生活はさっぱり...というまぁまぁ一般的な悩みを、彼らも抱えていることが判明します。

    かつての仲間たちも就職して何年も経ち、華やかに活躍する者、サエない会社員生活を送る者、ハウスハズバンドっぽくなってる者など、それぞれの現実を生きているわけです。

    そんな彼らに高校の同窓会の話が!
    前作「アメリカン・パイ3:ウェディング大作戦」とは違い、今回はみんな帰省して全員集合!!
    彼ら的には正直再会したいとは思わないトラブルメーカー、スティフラーも早々と合流して、学生時代のノリを持ち込んでくれています!



    実際、30過ぎて学生のノリで来られても、あんまり嬉しくないですよね^^;
    学生当時でもハメを外しすぎるスティフラーにドン引きしてた結構マジメな彼らですから、成長しないスティフラーは更にキツい♪

    今作では、ジムがかつてベビーシッターをしていた実家の隣家の娘が、ナイスバディの18才になって登場!!セックスレスで悶々としてるジムは、彼女の誘惑に打ち勝てるのか?!

    ・・・ということで、そこら辺を織り交ぜつつ、かつて描いた理想の人生と厳しい現実の間でウニョウニョする男たちのリユニオン、という話になっていました。



    個人的には、「3」には登場しなかったオズとヘザーのファンだったので、今作の(読める)展開には心躍りましたね〜^^ オズの本気のダンスもカッコ良かったー!!
    あと、現実では絶対に関わりたくないけど、スティフラーのおバカ加減とあのワルガキ系の表情が結構好きなので、いつもの感じからホロリとさせる所まで大活躍な彼を見られて楽しかったです!
    息子への理解が半端ないジムのパパも、今作ではいつも以上に存在感が増していてナイスでした!

    監督・脚本の2人が次作がありそうなことを言っていたようですが、どうなんでしょうねー?
    シリーズのファンとしては、大好きだから見続けたい!って気持ちはもちろんありますが、正直、もうコレ以上はムリじゃない??って気もしますねー。

    今作では現在の高校生たちを見て "今どきの若者は・・・" 的な感じになってたり、自分たちはもう若くないという意識のキャラになってましたから、ココが"青春映画" として最終段階じゃないかしら?と^^;

    [メモ] 「Chuck/チャック」のレスター役、ヴィク・サヘイが、これまたイメージ通りの役で出演してて笑いました^^





















    【モネ・ゲーム】(2012年)

    コリン・ファース主演のクライム・コメディですが、現在の私的には、トム・コートネイが目当てで観てみました♪しかしキャメロン・ディアスにノックアウト!(笑)

    シャーリー・マクレーンとマイケル・ケインの60年代のコメディ、「泥棒貴族」のリメイクだったそうです。

    ◆モネ・ゲーム(Gambit)2012年
    監督:マイケル・ホフマン、脚本:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン


    英国の美術鑑定士ハリーは、自分を無能呼ばわりする雇い主のシャバンダーに仕返しする詐欺計画を練り上げた。計画実行のため、名画の持ち主として米テキサスのカウガールPJを仲間としてスカウトしてくるが・・・

    という、コメディ色が強いクライム系映画です。
    全体的に気楽に楽しめました♪
    最後に「おぉ!そういう話だったのか!」とビックリさせて貰えたのも良かったです。
    ただ、笑いに走りすぎたせいなのか、どこか話の運びが巧くないようなザンネンさも残った気もしますが^^;



    とにかくキャメロン・ディアスの魅力が弾けてて楽しかったです!知性は無くとも、コミュニケーションが上手く世渡りに長けた女ってのは、キャメロン・ディアスのイメージにぴったり♪ カウガールファッションもバッチリ着こなしてキュートだし! あの、べちゃ〜っと伸ばしたようなテキサスなまりも(上手いかどうかは知りませんが)凄くそれらしいし!

    コリン・ファースは硬そうに見えて、あんなにドジとおマヌケを連発するキャラをこなす所がいいですねー。見た目はだいぶ「ステキ♪」って感じではなくなってきちゃいましたが、あの顔でボケをかますのはなかなか面白いです^^

    すごいオチをつけてくれた、いけ好かない大富豪、アラン・リックマンもスバラシイ☆
    ドイツ人役のスタンリー・トゥッチも、インチキ臭くて味があるし!(笑)



    目当てのトム・コートネイは、最初から登場してくれた割には、活躍が期待ほど目立たずちょっとザンネンでしたが、贋作作成の様子などちょっと楽しそうでした。上品ぽい物腰でもありましたが、、「カルテット!」で気に入った彼とはやはりちょっと違ってて、普通におじいちゃんでしたね^^; (要は見た目の問題かもね 笑)

    私はまだ4作品でしか見ていませんが、この方はわりと色んなタイプのキャラを演じてらっしゃるようですねー。もっと見てみたいと思います♪























    【霊幻道士3/キョンシーの七不思議】(1987年)

    懐かしのキョンシー映画を観ました!サモ・ハン・キンポー製作総指揮の香港映画です。リュー・ツー・イーのテンテンが出てこない方のヤツ。

    ◆霊幻道士3/キョンシーの七不思議(霊幻先生)1987年
    監督:リッキー・リュウ


    気弱な兄弟幽霊と組みインチキ悪霊退治で荒稼ぎする半人前の道士ミン。ある晩彼は腕利きの道士ラムと出会い、道士としてのあり方を諭され改心することに。そしてラムと共に、女妖術師率いる盗賊団との戦いに参戦するが・・・

    イマジカBSで放送された、香港の名作ホラー・コメディ「霊幻道士」を何十年ぶりかに観てみたところ思いのほか楽しめたので、一緒に録画しておいた「2」と「3」も初めて観てみました。

    「2」はユン・ピョウが出ていたりして惹かれる部分もありながらも、個人的には正直ちょっと見たいものと違うなーって感じでイマイチな印象だったのですが、「3」の方は一作目同様、もの凄く楽しめました!!



    今回私がこれに夢中になった理由の一つは、いつもベテラン腕利き道士役で主演のラム・チェンイン。
    これまで他のサモ・ハン関連の映画でも見かけて顔だけは記憶していたものの、見た目特に好みじゃないので全く注目していなかったのですが、ここでの役柄の良さのお陰ですっかり虜!

    彼は、弟子への厳しさと優しさのバランスが良くて、真面目でステキなキャラを演じています。キャラ的に基本、お笑い担当ではないんですが、その分たま〜に見せる真面目な顔して笑いを誘うギャップも魅力でしたねー!そしてとにかく身のこなしのカッコ良さ!繋がった眉(もちろんメイクです)のインパクトは強烈ですが、なんとなく見た目もちょっと好きになってきたり。この方はスタント出身だそうで、アクションもすごくステキなんですよね〜!「3」ではアクション指導も担当したようですよ!

    サモ・ハン関連映画ということでなのか、ギャグの感じがドリフ系ドタバタや子どもレベルの下ネタも含め、"あの頃" お馴染みだった "あの雰囲気" が楽しめるのがたまんなく良いんですよねぇ〜 



    「3」の主要登場人物の一人として登場したミン役はリチャード・ン。個人的にはやはりサモ・ハンの福星シリーズでお馴染みだった方です。「五福星」での透明人間になったつもりのクダリが印象深い人でしたが、ここでもちょっと似たようなギャグが採用されていましたね^^
    彼は見た目からしてインチキ臭い人で、ホントにインチキ商売をする役でしたが、ナニゲに情け深さを感じさせるステキキャラで好印象でした。

    シリーズ一作目からメインギャグ要員として登用されているビリー・ラウが、(毎度)ホントにどうしょーもないアホキャラなため、ミンは余計にマトモに感じましたよねー。

    ところで「霊幻道士」シリーズというのは、各作品繋がってない別の話なんですねー。同じ役者さんがそれぞれに出ていたりしますが、別人の役なんです。ラム・チェンインもいつも偉い道士の役で出てきますが、おそらく違う人ですよね?
    吸血ゾンビなはずだった "キョンシー" も「3」では定義が全く変わっていて、幽霊を指している様子だったり、ゾンビを指している様子だったりで、ちょっと混乱気味だった気もします。

    ま、そんな細かいことに拘るのはさっさとやめて、素直に楽しんじゃいましたけどね♪
























    【シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ】(2012年)

    ジャン・レノがシェフ役っていうのは、以前どこかで見たような気がしますが、よく思い出せないや^^;とにかく違和感が無かったです。
    こちらの内容は、ほんのり温かい系の軽〜いコメディでした。

    ◆シェフ! 〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜(Comme un Chef)2012年
    監督:ダニエル・コーエン


    ラガルドは、三ツ星を長年守っているレストランの一流シェフ。しかし彼の伝統的な料理が現代の流行に合わないと判断した社長から、審査員を唸らせ三ツ星を死守できる新メニューを開発しなければクビ、との宣告をされてしまった。
    一方、主人公ジャッキーは、恋人としてはイマイチながら、料理の腕と才能はピカイチな男。そんな彼が憧れのシェフ、ラガルドのレストランの窮地を救うべく雇われるが・・・。



    一流の舌をを持ち、有名シェフのレシピを大量に記憶している天才料理人として登場した主人公ですから、「ま、大丈夫でしょ」と、特に心配することもなく終始ゆったり安心して眺めていられるのがいいですね☆ また、ラガルドの方も窮地に陥ってはいても、一流シェフで主役なわけですから大丈夫でしょう!ってことで(笑)
    ラガルドを追いやろうとする若い社長という、設定上の悪者要因も居るわけですが、見るからに小者なので大したストレスにもならないし^^

    わりと心地よく楽しめるお気楽コメディでしたよ♪

    ところで、現在の料理の審査員が高く評価するのは "分子料理" だとのことで、伝統料理が得意のラガルドも分子料理を研究することになるわけですが、実は私はこの分子料理ってのが本当にあるものだとは知らなかったんですよね。
    流行っているんですか?→Wiki

    劇中での様子は、調理というより化学実験にしか見えないんですよ。なんで、絶対冗談だろうと思っていたので、あとで調べてビックリしました。要は、【材料の性質を科学的に研究することによって、最適な調理法を導く】的なことでしょうか?
    物語中では、これを皮肉る方向になっていたんだと思います。実際はどんな評価をされているものなのか知りませんが、なかなか悪意に満ちていて可笑しかったです。(悪趣味 笑)






















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