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    • 2023.12.07 Thursday
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    【テキサス・チェーンソー ビギニング】(2006年)

    いや〜ん!怖ぁ〜い!なんていう可愛いタイプじゃないですけども、普段あまり観ることのないホラーに挑戦しました。

    ◆The Texas Chainsaw Massacre: The Beginning(2006年)
    監督:ジョナサン・リーベスマン


    1974年の「悪魔のいけにえ」のリブート作である2003年の「テキサス・チェーンソー」の続編で、タイトルの通り前日譚モノです。
    なので本来は2003年の本編を観た上でこちらを観た方が楽しめるのでしょうけども、正直興味がありませんからコチラだけを観てみました。マット・ボマーが出てたから!(モチロン!)

    結局私は本編との関係を夫から解説してもらいながら観ましたが、特に知らないと解らないとかいう感じでもないですね。
    ビギニングものの醍醐味を楽しむか、予備知識なくハラハラドキドキを楽しむかはお好みでって感じ?



    で、このグロい殺戮ものに、襲われる側として出ていたマット。
    出てきて早々に死ぬ役とかじゃなくて良かったですが、そんな軟派な気持ちで観る映画じゃないと言っただろと呆れる夫の横で、「ひぃ〜やめれ〜!」とか喚きながら見ることに。
    もちろん覚悟はして観たんですけどね。やはりかなり残虐なヤツなもので。しょーがない。

    でもどんな目に遭おうとも、マットの美貌は揺るぎませんでしたよ!




    【インシディアス】(2010年)

    インシディアスって単語の意味も知らないし内容もよく見ないまま、カッコいいと噂の(?)パトリック・ウィルソンの名前だけで録画してみましたー。あ、彼の出演作を観るのは全然初めてじゃないですけどね。


    ◆インシディアス(Insidious)2010年 監督:ジェームズ・ワン
    3人の子供を持つ夫婦ジョシュ(パトリック・ウィルソン)とルネ(ローズ・バーン)は、新居に引っ越して早々不気味な現象に悩まされる。そんな中、長男ダルトンがハシゴから落ちて昏睡状態に陥り、原因不明のまま目覚めなくなってしまった。屋敷が呪われていると考えた夫婦はすぐに再度引越すが、そこでも同じような怪現象が続き・・・

    越してきたばかりの家で怪奇現象が起こってんスけど!?というよくありそ〜な話ながら、「んじゃ引っ越すか」とあっさり賢明な判断をしてくれたことに感心しながら観てました^^余計なストレスの素を飛ばしてくれるってのは好感度高いですよね〜♪

    主演がパトリック・ウィルソンなので(?)、「ホラーってよりきっとサスペンス系で、怖いってほどのもんでもないでしょ」と甘く見てたんですが、ゴリッゴリのホラー映画でした>< ドキドキが苦手でホラーをあまり観ない私には、結構怖かったです!


    何かある度に、ピアノを叩くガーーーン!って音で驚かしてくれるんですよ。もちろん、その前には「来るぞ来るぞ来るぞ」ってな感じにジワジワとドキドキを煽ってくるし!(スカされることは皆無だった気がします)

    そんな誰でもビクッとなるでしょうよ、って感じの古典的な手法がかなり効果的だったようで、思いっ切りビビり倒しましたね!瞬間的に見せられる各種 "アレなヤツ" も、夢に出てきちゃいそうに怖かったですし!実際、観た夜には「うちにはあんなことする人はいないから大丈夫!」と自分を説得できるまで照明が消せませんでしたよ...^^;

    パトリック・ウィルソンは家族を守るよき夫/父親な役がとても良いですねー。
    私からすると彼は、変にモテ役なんかをやるより、こんな感じでいてくれた方が断然カッコ良く見えます^^
    怪奇現象は妻の証言ばかりで自分はあまり感じてないのに、すぐに引越しを決断してくれる優しい夫であり、謎の昏睡に陥っている息子を助けるため、命をかける勇敢なパパでもあり、かなりステキでした^^
    一度は疑った霊媒師をあっさり受け入れる点も含め、やっぱり無駄なヤキモキを感じさせる暇を与えない作りも良かったですしね^^

    物語は後半、え?そっち?という更に意表をつくファンタジーな展開に進みましたが、ホラーってそういうもんかも?と個人的には "まぁアリ" って方向で納得しときました。オチはさすがに「だよね〜」でしたけど(笑)

    ちなみに「insidious」は狡猾な,陰険な,油断のならない ですって。勉強になりましたー

















    【ショーン・オブ・ザ・デッド】(2004年)

    「ゾンビランド」が気に入ったならこれも観るべし!
    と、おススメ頂いたので、はりきって観てみましたー^^


    ◆ショーン・オブ・ザ・デッド(Shaun of the Dead)2004年 監督:エドガー・ライト
    電器店で働いてはいるけどやる気なし、彼女とのデートもやる気なし、というショーン(サイモン・ペッグ)は更に何もしない幼なじみのエド(ニック・フロスト)と同居し、生気のない暮らしを送っている。ついに恋人リズ(ケイト・アシュフィールド)に愛想を尽かされ落ち込んだ彼は酒をしこたま飲んで翌朝目覚めると、街にはゾンビが溢れかえっていて・・・

    少し調べてみるとこの映画は、過去の名作ゾンビ映画へのオマージュやパロディが色々含まれているとのことだったので、そちら系の知識が全然無い私が楽しめるんだろうか?なんて思ったのですが、全然大丈夫ですね!
    ホントにただただ "ゾンビ" で "コメディ"!凄く楽しかったですよ!!

    ボケっとした主人公がゾンビから愛する人たちを守るため、これまたボンクラな友人と共に戦い、ちょっと成長しちゃったりする話です。
    「ヤバい!」感は当然ありながらも、(主人公のボンクラ友達のせいで?)なんだか全編ユル〜くて緊張感はほぼ無し。^^ ゾンビも怖くなくてナイスです♪
    グロいものは真面目に作られてますからそれなりに「おっと!」という感じですが、登場人物たちは大して怖がって見えないので全然恐怖も煽られません(笑)

    主人公がゾンビに全く気付かないクダリをはじめ面白ポイントは色々ありましたが、「パイレーツ・ロック」ではニヤケたエロオヤジだったニック・フロストの、ボンクラ全開キャラが見られたのも収穫でした^^

    [メモ] 私なら「Purple Rain」も「Second Coming」も即投げ、「Blue Monday」の初版は激怒かな(笑)












    【ゾンビランド】(2009年)

    私の人生で2作目のゾンビ映画鑑賞です。「コメディ」となってるし、ウディ・ハレルソンの名前にも惹かれたので録画してみましたー。


    ◆ゾンビランド(Zombieland)2009年 監督:ルーベン・フライシャー
    新型ウイルスの爆発感染で人類の大半が人喰いゾンビとなってしまった世界。“生き残るための32のルール”を作り、それを実践して生き延びてきた引きこもり青年のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、最強のハンターのタラハシー(ウディ・ハレルソン)、したたかな処世術を身に付けた美人詐欺師姉妹ウィチタ(エマ・ストーン)とリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)と出会い、ゾンビがいないと噂される夢の遊園地を目指すが・・・

    あのぉ・・・とりあえず先日「メタルヘッド」の記事に、メタリカが映画に楽曲提供したのは珍しいことらしいよ、なんてことを書いたばかりでしたが。
    これ、いきなりメタリカなんすけど^^;どうしてくれるんですか(笑)

    内容は、ゾンビのいる世界を舞台としたコメディ、そして "永遠の童貞くん" 的キャッチフレーズを付けたいジェシー・アイゼンバーグによる胸キュン青春ラブストーリー^^
    楽しかったですよぉ〜

    当然、人を襲うゾンビが出てくるし、彼らが人肉をむさぼる様子もしっかり描かれていますが、主人公が同行することになったハイテンションなゾンビハンターが気持良くガンガン倒してくれるので安心感がハンパ無く、全然怖くない!♪
    しかもいつ襲われるか分からない!みたいなハラハラ感も別に無し^^
    ホント全体的にのんびりムードで、結構楽しそうにすら見える部分もあり。
    個人的には、唯一ビクビク感を漂わせていたアイゼンバーグ演じる主人公青年コロンバスの "準備体操" がお気に入り。思わず巻き戻して何度も観ちゃいました♪

    おまけにコロンバスのナレーションによって紹介される生き残るためのルール(彼が経験から自分で作ったもの)がまたユーモラスなので、あぁ私が観ててもいいんだなぁ〜と、のほほんと観ていられましたよ^^

    こんなゾンビな世界になった際には、この人はそのままこんな人であって欲しいよねぇ〜なんて思いながら観ていたウディ・ハレルソンは、オラオラとゾンビをなぎ倒してくれる痛快で頼れるオヤジですが、実はお茶目キャラだったするのがナイスです♪

    ゾンビ自体もあんまり怖い雰囲気じゃなかったですしねー^^
    とは言っても私の人生初のゾンビ映画だった「ワイルド・オブ・ザ・デッド」のゾンビほどの爆笑ものではありませんが。あちらはとにかく強烈な "簡易感" に吹き出さずにいられませんでしたからねぇ^^
    こちらはちゃんとしてましたけど、グロ過ぎにも感じず観やすかったです。

    でもこれが楽しめたからといって「ゾンビにハマった!」などと気軽に言っちゃうと、後ですぐ撤回することになりそうなので調子こくのはやめておきますが(笑)、これは私のような初心者にも簡単に楽しめたナイスなゾンビ映画でしたね^^
    あと、ジェシー・アイゼンバーグによる facebook 発言にはおぉ!と食いつきましたが、別にただの偶然だったんですね^^;













    【ケース39】(2009年)

    レニー・ゼルウィガーのホラーですって!
    ホラー自体にはあまり興味はないんですけど、物珍しさにつられて観てみましたー。


    ◆ケース39(Case 39)2009年 監督:クリスティアン・アルヴァルト
    両親にオーブンで焼き殺されそうになる寸前に助けられた10歳の少女リリー(ジョデル・フェルランド)。彼女は担当した児童専門のソーシャル・ワーカー、エミリー(レニー・ゼルウィガー)に懐き、里親が見つかるまで彼女の家に暮らすことになった。エミリーの恋人でセラピストのダグ(ブラッドリー・クーパー)の協力もあり、リリーの第二の人生は平穏にスタート。だがその直後から不審死が続発し、エミリーはリリーの言動に不審を抱き始める・・・

    少女が両親にオーブンで焼き殺されそうになるなどの衝撃の児童虐待シーンのために公開が遅れたり、日本での劇場公開が無かったりしたそうです。
    残虐な映画はいっぱいあるけど、その相手が子供となるとやっぱり難しいんでしょうね。
    この映画では、オーブンのくだりなんかは確かにヤバい展開ですが、虐待を受けている子供を扱っているわりには終始そのムードというわけではないので、観る前にそう神経質になる必要とは思います。

    で、ホラー映画でのレニー・ゼルウィガー。
    観る前は正直あんまり期待はしてなかったんですよね。
    どんなに真剣な顔で怖がられてもどこかキュートだったりするんじゃないかな?って感じで。
    でも、全然問題なし!十分ホラーに馴染んでたと言えそうです^^
    始めはやはりこちらが変な見方をしちゃうからか、いつもとあまり変わりないなーって感じもしましたが、話の展開的にも徐々に盛り上がって(怖くなって)くるという演出だったので、違和感はゆっくりいつの間にか上手く消えて行った感じです。

    話は、預かることになった少女がクセモノで・・という「エスター」的な系統ですね。
    もし貴方が「エスター」の結末が気に入らなかったのなら、こちらは正解って感じでしょう^^
    貴方が求めてるのはこれです(保証はしません。笑)
    私はどちらかというと「エスター」派ですね。
    でもこちらも十分怖かったし、面白かったですよ。
    期待度が低かったからかもしれませんが、問題なく楽しめました^^

    ところで少女リリー役のジョデル・フェルランドという子は、1994年生まれで撮影当時(2006年)は12歳。調べると、4歳の時に出演したテレビ映画でエミー賞にノミネートされた実力の持ち主だそうです。
    怯えてみせる様子や可愛らしく懐いてみせる様子といった子供らしいところから、大人をやり込める恐ろしいほどの不気味な表情など、とても素晴らしかったです。そしてなんといっても凄く美人でした!













    【シェルター】(2009年)

    ホラーですって。あんまり興味ないんですけどねー・・・。
    でもジョナサン・リース・マイヤーズ出演作としてDVDが出たので、とにかく観なきゃ!ってことで買いました。


    ◆シェルター(Shelter)2009年 監督:モンス・モーリンド、脚本:マイケル・クーニー
    精神分析医カーラ(ジュリアン・ムーア)は解離性同一性障害疾患(多重人格)を認めていない。ある日、やはり博士である父親に呼ばれデヴィッド(ジョナサン・リース・マイヤーズ)と名乗る男の診察をすることに。しかし彼女の目の前で別人格が現れた。このケースも彼が周囲を混乱させる愉快犯だと考えたカーラは、彼の身辺を探るうちに、デヴィッドが25年前に亡くなった故人であることが判明し・・・

    多重人格者の話ということで、サイコ・サスペンス系?と思いながら観てたんですが、やっぱりホラーの分類でしたね。
    でもそれほど視覚的にビビらされない分、苦手なホラーとはちょっと違いました。
    しかし、ストーリーは十分に怖かったです。
    宗教が絡むのであまり身近に感じる話ではありませんが、特に解りにくいというわけでもなかったです。

    頭の固めな女性精神分析医が主人公です。
    多重人格はフェイクだとし、それを証明しようと躍起になっている彼女の目線で描かれています。
    彼女が診察したデヴィッドは嘘をついているのか?何をしようとしているのか?その正体は?・・・という話。

    ジュリアン・ムーアって、学者として冷静に人を観察し鋭い分析をしていくというインテリなキャラが似合いますよねー。ていうか、とにかく何か真面目そうだったり深刻そうだったりしてる方が合ってるなーと思っちゃいます。
    ここでは、がむしゃらに調査してるからか、髪型くちゃくちゃ?みたいな所も多くて、美しさばかりをフィーチャーしようとしてないってのもいいですね。

    で、期待のジョナサン・リース・マイヤーズは、多重人格者の役でした。
    いかにも難しそうな役ですよねー。
    すっかり「実力派」なんて呼ばれているようで、ここでの色んな人格の演じ分けの熱演振りも素晴らしかったですよ。
    人格が入れ替わる瞬間の演出も、大袈裟過ぎず軽過ぎずなかなか良かったと思います。しかしあの首の反り返り具合は普通にできますかね?私は硬いのかな?

    多重人格の話のわりにややこし過ぎないので、ちゃんと入っていける面白い話だったと思います。
    謎が解けていく速度がちょっとゆっくり目で最後の方で畳み掛けるように解明してくるという感じなので、大半の部分を何が起きてるのかと興味津々で引き込まれることが出来てなかなか楽しめました。meyers













    【インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア】(1994年)

    トム・クルーズ、ブラッド・ピット豪華共演の耽美系吸血鬼物語ですね。
    当時妹から「ブラピがちょ〜美しいのよぉ♪」と薦められてビデオに録画して以来、気に入って頻繁に観ていた作品でしたが、ここ何年もそういえば観てないなと思い出して久しぶりに観てみました。


    ◆インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(Interview With The Vampire)1994年
    監督:ニール・ジョーダン 原作、脚本:アン・ライス
     現代のサンフランシスコ。街を見下ろすビルの一室で、インタビュアーを前に長い髪の美しい青年ルイ(ブラッド・ピット)は自らの半生を語り始めた。
     18世紀末、最愛の妻を亡くし絶望の淵に沈む彼の前に、悪魔的美貌の吸血鬼レスタト(トム・クルーズ)が現れた。彼によって永遠の命を与えられたルイは、レスタトともに夜をさまようことに。しかし人間の命を奪うことをなんとも思わないレスタトに対し、人間の心を捨て切れず苦悩するルイ。だがある日、母の亡骸にすがりつく少女クローディア(キルスティン・ダンスト)と出会ったルイは、衝動的にその命を奪ってしまい・・・

    残念ながら私にはブラッド・ピットの美しさは当時よく解らなかったし、今もやっぱり解りませんでした・・。
    この映画の一番の見どころは、何と言ってもトム・クルーズの美しさでしょう!
    彼を美しいなんて思ったことはありませんでしたし、今も普段は思いませんが、ここでの彼だけは認めざるを得ません^^

    話は、ニューオリンズ出身の主人公ルイが自分をバンパイアにしたレスタトから色々学び取ろうとするものの、良い手本、良い指導者でないレスタトに苛立ち、他の師を探そうとパリへ旅立つが・・・というホラーとしてはあんまり盛り上がらない内容なのかもしれません。
    でも全体のゴシックな雰囲気や、前半のヴァンパイアの生活、幼い少女がヴァンパイアにされて、ルイとは対照的に欲望むき出しにむさぼる様や、身体の成長が止まったまま中身だけ大人になってしまった彼女の苛立ちなどのドラマはとても好きです。

    その少女を演じたキルスティン・ダンストもいいですよねー。
    はじめは子どもとして、そして年月が経って中身だけ大人になったといういかにも難しそうな役ですが、その表情の演技など見事でした。

    しかし、後半のパリに渡ってからの話は実はあんまり気に入っていません。
    そもそもルイがずっと抱いている疑問は、どれだけ考えようと誰に聞こうと満足できる答えなんか見つかる気がしないし・・・。
    それに加えてヨーロッパのヴァンパイアの親玉(?)、アントニオ・ヴァンデラスのハマってなさがどうも・・・。
    白塗り+長髪が全然素敵じゃないんですよね。そもそも思いっきりラテンな彼がパリの・・ってのもなんだかね。
    そういえば、ずっとその部分は早送りして観てましたわ。
    私としてはめずらしく、途中リタイアせずに早送り。
    なぜかというと、Guns n' Rosesによるカヴァー曲「悪魔を憐れむ歌」の流れる最後の爽快感がたまらなく好きだから。
    革ジャンを来た"彼"が、袖口からフリルを引っ張り出す仕草もナイスです。













    【アザーズ】(2001年)

    ニコール・キッドマン主演のホラーです。ホラー映画は基本的には観たくないんですが、これはニコール目当てで観てみたらとても良くて、ホラーなのに好きで繰り返し観るようになった作品です。ホラーが苦手な私が大丈夫な最大の理由は、見た目に気持ちの悪いものが特に出てこないってことでしょうね。


    ◆アザーズ(The Others)2001年 監督、脚本:アレハンドロ・アメナーバル
    1945年、第二次世界大戦末期のイギリス、ジャージー島。グレース(ニコール・キッドマン)はこの島に建つ屋敷に娘アンと息子二コラスと3人で暮らしていた。ある日、光アレルギーの子どもたちを守るため昼間でも分厚いカーテンを締め切り薄暗い屋敷に、使用人になりたいという3人が現れる。使用人を募集していたグレースは早速彼らを雇い入れるが、それ以来屋敷では奇妙な現象が次々と起こり始め・・・

    ニコール・キッドマンの氷のような美しさが引き立つゴシックな雰囲気もとても心地いいんですよね。薄暗い屋敷内に青白い肌、透明感が際立っててとてもキレイで見とれます。
    厳しくてヒステリック、そして上品な母親という役はなかなかピッタリですし、あの緊迫感が素晴らしくて大好きです。

    子ども達もいいんですよねー。特に気の弱い弟の、下り眉のあの表情はたまりません。
    ちょっとだけ出てくるクリストファー・エクルストンは、ボーっとした感じのあんな役が彼の雰囲気によく合ってますね(イメージが偏ってるかもしれないですね・・)
    何かを隠している使用人たちの不気味さもいい感じです。

    話はいわゆる「オチ」のあるストーリーなんですが、「オチ」を知ってからも何度観ても内容を楽しめています。むしろ「オチ」を知ってて観る方が、細かい点までなるほどと思いながらこの哀しい物語を堪能できるような気もします。

    あ、ホラーが苦手でも大丈夫とは言いましたが、ホラーが嫌いという映画好きな年配の女性に薦めたところ、「怖かったじゃないのぉー!!」と恨まれたので、視覚的ホラーじゃなくても苦手な方にはおススメしちゃダメみたいです。
    良く出来てる映画なんですけどねぇ・・
    でも実は私も例のアルバムだけは怖くって、寝る前にはこの映画を観ることはできません。









    【インビジブル】(2000年)

    なんとなく久しぶりにケヴィン・ベーコンが見たくなったので観てみました。
    透明人間になって暴走するというので、ちょっとコミカルなものを想像したんだけど実はホラー風でビックリしました。


    ◆インビジブル(Hollow Man)2000年 監督:ポール・ヴァーホーヴェン
    DNA操作によって体を透明化し、元に戻す動物実験に成功したセバスチャン(ケヴィン・ベーコン)を中心とした研究チーム。名声を求めるセバスチャンは自らを実験台に、初の人体実験を試みるも、元の姿に戻れなくなってしまい・・・

    男性が透明人間になったらやってみたいことと言えば・・・というところから始まり、戻れない苛立ちとエゴからどんどん暴走してしまう男の話です。
    結構先の読める展開のありがちなストーリーなので、物足りないという人も多いかもしれないけど、ケヴィン・ベーコンの悪役っぷりもハマってたし、何よりもCGによる見えないものをいかにして見せるかという工夫の数々には、結構感動しましたよ。
    透明人間の行動云々よりも、透明人間そのものの映りが楽しめる作品です。
    透明になる過程や戻る過程も変わってて面白いと思いました。

    エリザベス・シューも久しぶりに見ましたね。
    「バック・トゥ・ザ・フューチャー2・3」から10年経ってるんで、さすがにあのキュートはありませんが、それでもあの手の童顔はいくつになってもカワイイですよねー。いーなー・・
    ここでは科学者の一人としてキリっとしながらちょっと色っぽさもあり・・ってな感じのヒロインでしたが、"主人公"としてはちょっと弱い印象。
    脇役のカワイ子ちゃんでいるのはイヤでしょうけど、主演をするには貫禄が足りないかな。その後はどうだか知らないけど・・^^

    ケヴィン・ベーコン、パッと見が好きなんですよぉ。
    あんまり見てると、あぁケヴィン・ベーコンだな・・って感じになってきちゃうけど・・・(意味不明?笑)
    ま、しかしここでは前半に透明になってしまって後半は顔が見えないんですが、サーモモニタに映るブラブラ映像なんてサービスもありますから(笑)ファンは必見です。








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