スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.12.07 Thursday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
手術成功後、生きるか死ぬかは昏睡状態の本人の意志という前提で、話は主人公の決断は?というところになってきますが、ストーリーの中心はティーンの純愛ドラマでした。
ハロウィン・パーティでデビー・ハリーとベートーヴェン、とお互いに相手を喜ばせる仮装を考える2人。いいカップルですよねー^^
しかし、進路が分かれても上手くいくかどうかなど、とりたてて珍しい恋愛話ではありませんから、もしかしたらあまりの "日常" 感に退屈する人も多そうでしょうか。
マドンナによる監督2作目作品です。やはり所々にマドンナを連想させる発言も散りばめられていましたよ。アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート、ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞! ◆ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋(W.E.)2011年 監督:マドンナ、脚本:マドンナ、アレック・ケシシアン
1998年ニューヨーク。有名医師の夫と何不自由ない暮らしを送る裏でウォリーは、溝が深まるばかりの夫婦関係に悩んでいた。そんなある日、ウォリーは<王冠をかけた恋>として知られる英国王エドワード8世とその妻ウォリスの遺品オークション展覧会を訪れる。豪華な品々に魅せらてた彼女は、ウォリスの人生に興味を持ち始め・・・。 【おとぎ話じゃないのよ】 王位を捨てて一緒になった二人のロマンティックな恋物語のように思えるけども、実際には生身の人間が並々ならぬ苦悩や葛藤を抱えていた、と。 考えてみれば当然のことだけどあまり考えない陰の部分を、ウォリスの側から考えてみたよという物語です。 現代女性が共感しながら辿っていく形を取ることによって、私たちも自然に入りやすいようにと考えられているのだろうと思います。しかし個人的には、ウォリスとエドワードの物語をストレートに観たかったなー...なんて思いますが。現代のウォリーの物語に時間を割いた分、ウォリスとエドワードの方が十分に描ききれなかった感じが残念でした。二人がお互い、どこにどれだけどんな風に惹かれて、そこまでの行動に出られたのかってことがもっと見たかったです。 あまり見られる機会はないだろうと諦めていたジェイムズ・ダーシーがエドワード役ということで、少しだけ期待していました。が、思わぬ金髪の なんちゃってレイフ・ファインズ みたいな感じで、ちょっと複雑な気持ちに。ま、実在した人物に似せているのだから仕方ないんですよね。 ウォリス役のアンドレア・ライズボローはスタイルや動き、そしてやっぱり衣装がとっても素敵でした。ウォリーの方は、アビー・コーニッシュってこんな人だっけ??って感じで・・・^^; |
ヌーヴェルヴァーグの映画作家、アラン・レネによる2009年作です。アラン・レネという監督さんは、全然なじみがありませんでしたが、現代の作品なのでチャレンジしてみましたー。 ◆風にそよぐ草(Les Herbes Folles)2009年 監督:アラン・レネ
ひったくりの被害に遭った中年女と、その犯人によって捨てられた彼女の財布を拾った妻子孫持ちの男。 財布に入っていた持ち主の顔写真を見て一目惚れした60歳近い彼は、お礼の電話をかけてきた彼女に会いたいと申し出るが・・・ という、オトナの恋愛系でしょうか。しかし何と言うか・・・どう見たらよいのか分からないですね^^; 笑っといたら良いのか大真面目なのか・・・。 しつこく言い寄ってきて迷惑だった男がいざ引いてみると寂しくなっちゃう、というのは分からなくはないですし、恋愛物語としてはありそうな感じではありますが、それ以前に私の常識の中では考えられない動きをする登場人物たちが理解できなくて・・・。 そもそももしかして、"オトナの恋愛" と思ったところから間違ってるんでしょうか?だってこれがオトナのすることかと言ったら、絶対違いますしねぇ。 主人公男性の登場時からたまに入れられている妄想のようなモノと、それを「いや、何言ってんだオレ」と自分で否定するクダリ、それに加え彼の妻の対応から、もしかして彼は過去に何かあって、少し心の病を患っている人なんだろうか?そんな事情があるというのなら... と思いながら観ていたのですが、最後までそんな話にはならず。うーん・・・やっぱり解りませーん。 もう一度よく観てみる気にも特になれず。とにかくヒロイン、マルグリットを演じたサビーヌ・アゼマという女優さん(監督の妻らしい)に魅力を感じられなかったことも一因ですね。相手の男性ジョルジュを演じたアンドレ・デュソリエの方は好きなタイプだったのですが。 彼を調べてみると、過去にも見た人でした!これと同年の「ミックマック」はそういえば、という感じですが、それよりもずーっと昔の1972年作、「私のように美しい娘」で見て気になった人でした♪ 好きなタイプの人って、年をとってもやっぱり好きなタイプなんだなー^^ ↑の画像は「私のように美しい娘」と「ミックマック」より。 |
ベルエポックと呼ばれる時代のパリ。50歳も近くなり、一人のお客と別れたことを機に引退した高級娼婦のレア。その後も優雅に暮らす彼女は、元同業のマダム・プルーから放蕩息子シェリの紳士教育を頼まれ、快諾するが・・・。 大人の恋愛ドラマです。 ◆わたしの可愛い人ーシェリ(Cheri)2009年
私はロリコン(じゃないか、なんて言うの??)じゃないから、レアに感情移入しにくかったのかしら?? ::以下一部、軽めのネタバレです:: 商売相手に恋をしないなど自制の術を完璧に身につけていたはずの自分が、いつしか20も年下のシェリを本気で愛してしまった!しかも長く続くわけがないと思っていたのに、6年も生活を共にしてきてしまった!!そんな時、シェリの母親からシェリの結婚話を聞かされ・・・人前では気丈に振る舞いながら内心狼狽してしまうわけですね。 うーん・・・ 本気になるつもりのなかった相手に本気になってしまう・・・。分からないわけじゃないんですよ?でも、いくらレアが美を保っているにしても、やはりピチピチの美青年と並べば枯れた感は目立ちますよ(-_-;) 私は多分、そこが気にならない人の気持ちが解らないんでしょうね。 挙句に自分を愛し続けてくれた相手は、結局のところは単なるマザコンですよね。教育係として至らなかったことを詫びる、というのはスマートな対応ですが、やはり痛々しくてちょっと・・・。 冒頭の、高級娼婦のラインナップ(歴史?)の紹介部分は、とても面白くて魅力的で、これからどんな華やかな世界が描かれるのかしらぁ♪とワクワクした分、本編で微妙にガッカリした感じです。(つまらなかった、というわけでは決してないのですけども。) 美しい元高級娼婦を演じたミシェル・ファイファーの衣装はステキで色々楽しめましたし、スタイルや立ち振る舞いも見事でした。彼女のお屋敷もステキでしたね^^ 相手役のルパート・フレンドは美しい感じではありましたが、個人的にはたまーに「おっ?♪」って瞬間もあった、って程度だったかな。あとフェリシティ・ジョーンズは、普通に現代の女の子を演じた方が個人的には好みだなー |
IMDb でえらく低評価がついてた作品なので、日本盤DVDの発売には浮かれたものの、いざ届いてもなかなか観る気になれなかったこの映画をやっと観ましたー。 不健康系トラブルキャラながら実はロマンティックな詩人、という英国のロックミュージシャン、ピート・ドハーティとシャルロット・ゲンズブールが主演、そしてアウグスト・ディールも出演している映画です。 ◆詩人、愛の告白(Confession of a Child of the Century)2012年 監督:シルヴィ・ヴェレイド、原作:アルフレッド・ドゥ・ミュッセ「世紀児の告白」
19世紀ロマン派詩人ミュッセが、年上の女流作家ジョルジュ・サンドとの恋愛を綴った私小説『世紀児の告白』が原作。 〔女を "所有" することが愛だと思っていた貴族の息子オクターヴは堕落した毎日を送っていた。ある日、彼は年上の未亡人ブリジットに出会い、初めて真の愛情を抱くが・・・〕という話です。 私はミュッセもサンドも知りませんでしたので、Wiki だけちょっと読んでみました。サンドという女性は凄いんですねー。リストやショパンと付き合ってたことがあるそうですよ。その他にも多くの男性と恋愛関係を持っていたそうです。 しかしこの映画での(というか、原作の小説でも?)サンドに当たるブリジットには、恋多き女のイメージはほとんどありませんでしたね。亡き夫の喪に服して地味に静かに生きて参ります〜といった感じで、遊び人貴族との関係が噂になることを恐れる、大人しい雰囲気の女性。シャルロットの青白い顔が、そんな雰囲気にピッタリでした。 そんな彼女に、ピート演じる10歳年下のオクターヴが猛烈アタックして...という展開です。 内容は・・・思ってたほどタルくはありませんでしたが、さら〜っと流れていった感じです^^; 解るような解らないような愛についてのモノローグが多く入りますが、色々気が散っていたのかイマイチ入って来ませんでした。しかし、所々に疑問が湧いてくるので、「この人、何考えてるのかしら?」「この人何者かしら?」などと興味が持続する感じで見ていられました。(が、私の中では解決できず。またちゃんと観ないとなー^^;) 最後にピートの歌が流れるのは良いですね^^ さて、ここには主人公オクターヴの自堕落仲間として登場するアウグスト・ディール。愛について語り合ったり、助言したりする良き友人といった感じでしょうか。 しかし、そのアウグストについてですねー、予告編を見た際にちょっと疑問が生じましてね。なんだかこの声、彼らしくなくない??ホントに本人の声なの??というね。しかも、「吹替えもありえるのよ!」というお話も伺いましたし。 アウグスト本人の声が聞けなかったら、私の感覚では「アウグストの魅力半減じゃないか!!」って感じで超がっかりなんですよね〜。ということで、とにかくその辺を探るべく本編鑑賞中、彼が話すシーンはものっ凄い集中して聞きましたよ。 で、私の結論は、 これは、アウグスト本人の声である!ですね。 私が聞いた限り、の話ですよ?理由なんかは特にありません^^; 英語の感じは、私が先日見た「Mouth to Mouth」で聞いたものとあまり違わない気がしました。(確信は無し!キリッ) はじめの方で少し会話のシーンがあるんですが、そこでの声がどうも違って聞こえるんですよねー。でもよくよく聞くと、端々に彼っぽい声が聴こえたんですよ。少し後のビリヤードのシーンでは思いっきりアウグストの声ですしね〜♥ 貴族な衣装もよく似合ってましたねー!髪がたまに微妙に小汚い感じに見えてましたし(ピートの髪がいつもホワっと柔らかそうなので特に・・・)、やたら顔デカに見えてました(ピートが二重あごになってるくせに小顔なので特に・・・)が、思ったよりも出番はありましたね。(決して多くはないですが) 全然期待してなかった分、わりと楽しめましたよ。 仲間たちとグッチャグチャで楽しそ〜diehl |
実は私、あのガイ・リッチー×マドンナによる駄作で有名な、2002年のリメイク映画「スウェプト・アウェイ」が結構好きなんですよ。やはり多少の不満もありはするんですが、今でもたまに好んで観ています。で、この度その元作品であるイタリア映画の方を初めて観てみました。 ◆流されて・・・(Swept Away)1974年 監督:リナ・ウェルトミューラー
地中海を貸切ヨットでクルーズ旅行を楽しむブルジョワ・グループ。その中にひときわ傲慢さを発揮する女がいた。彼女の容赦ない悪態やわがままに怒り心頭の船員たちも、特上客ゆえに逆らえず我慢している。ある日、女は渋る船員にゴムボートを操縦させて洞窟へ向うもボートが故障。二人は漂流し、やがて無人島に流れ着いた。文明から隔離された環境の中で二人の主従関係は逆転して・・・ という話です。 徹底した傲慢さはリメイク版とほぼ同じで、ブルジョワのワガママ女にムカムカ!!共産主義云々資本主義云々など社会派な会話が繰り広げられるのもリメイクと同様ですが、こちらでの、がなり合いのような喧しいやりとりは耳障りでしたね^^; もしかしてイタリア人の会話ってこんな勢いが日常なんでしょうか?だったらなんかスミマセン。 そして無人島における暴力描写!まぁ、血しぶきが飛ぶほどでは無いながらも、「まだやる?!」とヒく程ヒドいんですよ。リメイク版でも当然暴力はありましたが、あちらはここまでヒドくない気がしますよね。時代でしょうか?これでこちらは監督が女性だというから驚きました。 ストーリーは大半は同じ流れになっていますが、リメイクでは結末だけ変えてあったことが分かりました。 あんなに利己的だった女が無人島生活で徹底的に性根を叩き直され、最後には人として理性ある行動を取ることに・・・という話だったんですかね?リメイクではそういう流れではありませんでした。 この74年版を知っている人からすれば、リメイク版のあの結末は「はぁ?なに勝手にありがちなメロドラマにしてんだよ!」的な感想を持たれても仕方なさそうですね。それでも私はリメイク版の方が好みです。理由は「解りやすいから♪」かな(笑) 主演の船員を演じたジャンカルロ・ジャンニーニと、リメイク版の同じ役を演じたアドリアーノ・ジャンニーニは親子だそうです。なんとなく雰囲気は似ていますが、74年版の男(父)は最終的にはなぜか、ザック・ガリフィアナキスに見えていましたよ?個人的にはリメイク版の男(息子)のチョイ悪風な方がいーなー。 リメイク版は、とにかくマドンナの衰えた見た目(と、一部余計なクダリが挿入されてることも?)が観客の反感を買ったようですが、私はそんなことは気にせずガイ・リッチーの(当時の)身内の特権による、「 "あの、マドンナ" をボコボコにして一人の男に平伏させ、奴隷扱いしてやろ〜ぜ〜♪という企画を面白がっている感じ」を楽しく観ています。DVDの特典に収録されているメイキング+マドンナと監督の対談が面白いので、その影響が大きいのかもしれません^^ あと、音楽がリメイク版の方がエキゾチックで、圧倒的に好きです♪ ということで、私は2002年のリメイク版の方が好み、という恐らくレアだと思われる感想になりました。 |
実在のカップルの実話を基ににしたラブストーリーだそうです。チャニング・テイタム主演です。 今年のハリウッド男優長者番付2位というニュースを見て、これまで名前しか知らなかった彼をチェックしてみることに^^ ◆君への誓い(The Vow)2012年 監督:マイケル・スーシー
幸せな新婚生活を送っていたレオとペイジ。そんな矢先2人は自動車事故に遭い、ペイジはレオと出会って以降の記憶を失ってしまう。夫であるレオの顔すら知らないし、元婚約者ジェレミーと別れた記憶さえなく・・・。 ペイジを深く愛し続けているレオは、当然ペイジの愛を取り戻そうと献身的に尽くすわけですが、それがまぁ可哀想で可哀想で。これはキツいですよねー。夫なのに「誰?」と言われ、2人の自宅へ連れ帰りたくても「なんで?」状態。彼女の記憶が戻るかどうかもわからない。どうすりゃいいのか・・・。 ペイジの気持ちになれば、そりゃぁ怖いですよ。自分の最後の記憶の時点までしか自分は生きてないつもりな中、突然自分の未来を予言されたような感覚ですもん。信じられるわけがない。しかし映像などの証拠もあり、どうやらホントなのは間違いない。でも知らない人といきなり夫婦として一緒に暮らすなんてねぇ^^; そんな状況を幸いとばかりにペイジの両親は、親の知らない所で勝手に夫となっていたレオをよく思っていないこともあり、娘を連れ帰る方向でレオにとっての妨害を画策。 もう「戻る」という意識でないペイジを「戻す」には、恋に落ちる初めからやり直すしかない。実際レオもそう考えるわけですが、恋というのはタイミングだったりその時の周囲の状況だったり、本人も意識してないような小さな言葉やしぐさがきっかけって場合もあるでしょうから、「もう一度」というのもなかなか難しそうです。 最終的に『新たに積み重ねよう』という提案に持って行くのはわかりますが、そもそもこの『決定的瞬間の積み重ね』というもの自体がどうも私には浮いて見えました。過去の輝きを振り返る分には良いようですけど、どうもイマイチこの物語に溶け込んでいなかったような・・・。 で、今回初めて見たチャニング・テイタムは、次から彼の名前で避けてしまうかもしれないくらい、見た目も演技も私は全然好きじゃなかったですね、残念ながら。あの人は...レスラーとかじゃないですよね?首鍛え過ぎじゃないスか?^^; 逆にレイチェル・マクアダムスはこれまでも可愛いとは思っていたけど、今まで見たどの映画の彼女よりも可愛く見えました♪それだけでも見た価値アリでした!・・・って、別にダメな映画じゃないですけども。 |