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    • 2023.12.07 Thursday
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    【ザ・マペッツ/ワールド・ツアー】(2014年)

    1作目を楽しんだ覚えはありましたが、実は2作目が放送されると知っても「まぁ、どっちでもいいな」だったんですよ。ところが、こんな文字が目に入って即録画しました!!
    《出演者:リッキー・ジャーヴェイス》

    ◆Muppets Most Wanted (2014年)
    監督:ジェームズ・ボビン


    【↓豪華カメオ陣を列挙するネタバレありです↓】

    そうそう、確かにリッキーがカエルのカーミット(今思うとそうだったか分からない 笑)と一緒に写ってる写真を見たことがあったんですよねー。でも詳細を特に調べなかったので、まさか映画に出演したんだとは知らなかったんですよ^^;

    1作目で伝説のグループ "ザ・マペッツ" を復活させたカーミットたちの元へ、ワールドツアーの話が舞い込んだ!この企画を持ち込み、ツアーに同行するのがリッキー演じるドミニク。彼は実はカーミットにそっくりな世界的犯罪者コンスタンティンの仲間で・・・

    いやぁ・・・要はリッキーは悪役ですが、なんかステキだったんですよ。見た目的に(笑) 上手い歌も披露していて(タップダンスは嘘だよね?)ステキだったし。正直、笑わせる面白さは少なかったんですけど、全然OKです。あの体型であのスタント(本人じゃないでしょうが)ってのは笑いましたけど。(それすらカッコいいんだよ!)

    罠にかかったカーミットが脱獄したコンスタンティンに入れ替わられ、ザ・マペッツのメンバーは知らないうちに犯罪に巻き込まれるという話。カーミットはコンスタンティンと間違えられたままシベリアの刑務所に収容されてしまうわけです。(看守はティナ・フェイ!楽しい♪)ステージはどうなってしまうのか!そしてカーミットは無事に帰れるのか!などなど。ストーリーは子ども向けですけど、中だるみも無いし全く飽きずに楽しめました。

    そしてもちろん今作でも、豪華カメオ陣に驚かされるワクワクも目玉でしたよ!
    ステージにゲストとして名前を呼ばれて本人役で登場する クリストフ・ヴァルツサルマ・ハエックの他、刑務所の囚人としてレイ・リオッタ等と共に登場するダニー・トレホの役名はなんとダニー・トレホ!!(そんな...笑)、そしてステージから脱走を試みるトム・ヒドルストン・・・この辺の方々は出演分数/秒数的にも顔の映り具合的にも、それなりに "出演" してる感がある人たち。

    カーミットを逮捕するティル・シュヴァイガーや、警備員のスタンリー・トゥッチ、結婚式の客のザック・ガリフィアナキス、名前のギャグに使われるアッシャー、牧師のフランク・ランジェラ、賄賂を受け取るジャーナリストのヒュー・ボネヴィルなども、まぁ余裕で気付けるレベルにちゃんと登場してた。

    すごいのは、「これってもしかして?」レベルでジェイムズ・マカヴォイ(CIAのバッヂを配送する人)とか、クロエ・グレース・モレッツ(新聞をトラックから投げる子)がいたり。
    他にも荷物を運びこむだけのラッセル・トヴェイ(豪華ではない?)とか、警備員にマッケンジー・クルック(リッキーのコネ?)やトビー・ジョーンズとか、本人役でただ居るだけのトニー・ベネットレディー・ガガとか、遊んでるだけのショーン・コムズとか。

    次から次へと「あ ♪」のオンパレードで楽しかったですね^^
    もちろんマペットのみんなも可愛くてホッコリさせてくれてましたよ。(ついで感バリバリ?)

    ※ソフトは国内盤がまだ出てないようですねー。右に載せた広告は輸入盤です。gervaismerchant




    【プロデューサーズ】(2005年)

    私はミュージカル映画は特に避けはしないけど、観る時にはちょっと覚悟が要るくらいな感じ。しかしこれは、何も心配は要らなかったなと思えるくらい、楽曲も気に入ったし歌声もダンスも素晴らしいしで、楽しかったです!


    ◆プロデューサーズ(The Producers)2005年 監督:スーザン・ストローマン
    かつては売れっ子だったプロデューサー、マックス(ネイサン・レイン)の最近の作品はコケてばかり。ある日、マックスの会計士レオ(マシュー・ブロデリック)が、舞台を失敗させることで大儲けする方法を思いつき、2人で最低の脚本、最低の演出家、最低の役者を探し始め・・・

    なるほど、1968年の映画を元にして2001年に舞台化、更にその舞台を元に映画化したものがこれ、ということですね^^
    やけにハキハキとしゃべる感じが古い映画を観てるみたいだなーなんて思いつつ、張り上げる歌声もすげぇな...と思ったら、主演のネイサン・レインとマシュー・ブロデリックは舞台版でも同じ役をやっていたんですね。ネイサンは特に舞台の演技って感じでした。このノリに慣れれば問題ないですが、乗りきれないと気になって仕方ないかも^^;しかし美しい歌声が素晴らしいので、私はさっさと引き込まれちゃいましたよ。

    物語自体も昔風のはちゃめちゃなお気楽コメディで、楽しく観られました。しかし導入部を観てるうちに疑問が...。
    この映画にウィル・フェレルが出てくるわけ?!すっごく浮きそうなんですけど!だってさー、例えばマリリン・モンローが出てるコメディにウィル・フェレルが出てくるみたいなさー、そんな感じをイメージしちゃうんですけど!><どーなのどーなのぉ?!・・・とね。

    しかしこれが!むしろこの役はウィル・フェレルでしょ!ってくらいのハマり役!思いっきりブッ飛んでます♪さすが! まぁ当初の不安通り、この世界にハマってるのかと考えると、どちらかと言えばそこだけウィル色になっちゃってますから、ハマってはいないのかもしれませんけどね。いいんですよ!ここではこれで!(笑)ってことで彼が最低な脚本家の役です。

    そして演出家はやたらテンションの高いゲイ・コンビ、ゲイリー・ビーチロジャー・バート。ロジャー・バートと言えば個人的には「デスパレートな妻たち シーズン2」でブリーに言い寄っていたジョージ役でお馴染みでしたが、彼、いいですねぇ〜♪ デスパでも視聴者の全員が彼が大キライと言い切るくらい(じゃない?笑)徹底して憎まれまくる凄い演技を見せていましたが、こちらでの超ハイテンション振りは最高!そして歌とダンスもとぉ〜ってもステキでしたよ!!ゲイ・キャラとして、こちらが求めるものを完璧に表してくれていたと思います!!大ファンになっちゃいそ〜^^

    女優志望のスウェーデンなまりな女が、映画版オリジナルキャラとして追加されていましたが、シャレなエッチ風味(老婦人たち)だけでは現代の観客には物足りないからでしょうか。というより、もっとわかりやすい華が必要ってことでしょうかね。このユマ・サーマンが演じた凄く可愛くて凄くセクシーな女は、観ていて鼻の下は伸びましたが(笑)、必要性は少なく感じました^^;

    が、しかしそんな最悪の(て、ここでは詳細は紹介してませんが)脚本家、演出家、役者を取り揃えて完成した舞台のまぁ楽しいこと!!最低の作品を作ろうとして、なんでこんな面白い仕上がりになっちゃうのさ?!いやぁ・・・この劇中劇をもっと観たかったなぁ〜!という感じ^^


















    【巴里のアメリカ人】(1951年)

    先日「雨に唄えば」で虜になったジーン・ケリーにもう一作挑戦しましたー♪「雨に唄えば」と並んでジーン・ケリーの代表作と呼ばれている作品の一つですね。やはりミュージカルです。


    ◆巴里のアメリカ人(An American in Paris)1951年 監督:ヴィンセント・ミネリ
    一人前の画家になることを夢見てパリに暮らすアメリカ人ジェリー(ジーン・ケリー)。路面で自分の絵を陳列していたところ、富豪の女性マイロ(ニナ・フォック)に認められるが、それは公私にわたるパトロンとしてのお誘いだった。しかしジェリーは、マイロと一緒に出掛けたクラブで偶然見かけた若い娘リズ(レスリー・キャロン)に一目惚れ。デートを繰り返すが、ある日リズに婚約者がいることを告げられ・・・

    この映画はアカデミー賞で作品賞、美術賞、作曲賞などなど色々受賞した、傑作と呼ばれるミュージカルだそうです。しかし物語自体は私にはちょっとイマイチでした。ストーリーのジャンルはラヴコメ系ですけど、正直あまり面白かったという印象は残ってないです^^;

    この映画について特筆すべきは、終盤の18分にも及ぶダンスシーンですよねー。
    印象派の巨匠たちの作品をモチーフとした背景の中に、ジーン・ケリーとレスリー・キャロンによる文句無しのダンス♪美しい色彩と美しいメロディにぽぉ〜っとなってしまい・・・そのままマブタが重くなってきて・・・><
    はい、すみません。私が未熟者でございました。18分はキツいです。
    ミュージカル初心者が最初にこれを観たりしたら、ミュージカルが大嫌いになっちゃうんじゃないでしょうか。傑作と呼ばれる作品ですけど、これはとりあえず後回しにした方がいいんじゃないかな^^;

    しかしこの18分間もとっても素敵なんですよ!ジーン・ケリーが好きで観ていたわけなんですし、目を輝かせながら釘付けになってもおかしくないはず!たぶんね、ここだけを観ればいいんですよ。(ちょっと後で試してみます。)
    きっとこのシーンを観せたいがための映画なんですよねー、これ。そういうのもアリだと思いますよ?けど・・・そこに充てがわれた物語が、ちょっとポンコツ過ぎじゃないスかね??納得いかないし、つまらない><
    ミュージカルにストーリーを求めちゃダメ??そんなはずはないですよねー!翌年作の「雨に唄えば」はあんなに面白かったんですから!

    な〜んて文句を言いつつも、実は個人的にはこの映画の前半部分は、かなりワクワク感を感じながら楽しんでいたんですよ。ストーリーもありがちながら、普通に楽しく観ていられましたし。ガーシュウィン兄弟による名曲の数々を歌い踊るキャラクターたちがとても楽しかったですし^^
    それに何と言ってもキャスト陣が素晴らしいんですよねー!ケリーはもちろん、ヒロインのレスリー・キャロンはケリー自らスカウトしたというバレエダンサー、ケリーと同じアパートに住むピアニスト、オスカー・レヴァントは本物のピアニスト、その友人の歌手ジョルジュ・ゲタリも本物の歌手、とのことで。プロ集団によるパフォーマンスの数々は、そりゃー間違いないですよ!抜群の安定感で心から楽しめました♪

    ヒロインをどんな娘かと説明するくだりが好きでしたね〜。レスリー・キャロンの五変化!バレリーナって素晴らしい〜♪と憧れてしまいました^^タイプの違う5種類の衣裳とダンス、そしてキュートな表情までとってもステキでしたよ!美人ではないんですけどね(一言余計か...)

    そしてジーン・ケリーがやっぱりステキ♪「甘いマスク」なんて言葉の響きがどうしてもイヤだけど、あの甘いマスクがたまらないのよぉ〜!足さばきを見せるためかパンツは微妙に短いし、体操選手みたいな筋肉どっさりの体つきは好みじゃないし顔がデカくてバランスがイマイチだけど、あのキラースマイルは超ド級ですよねー!!あぁ、いつまでも見ていたいぃ〜
    画家として登場するからか、ダンスは最初から飛ばし過ぎず、徐々に盛り上がって行ってました。
    ご機嫌で帰ってきて、友人が弾くピアノに合わせて歌うシーンとか良かったですよ。ピアノにお尻から滑り乗り、クルっと回転して腹這いになって笑顔を突き出し、ピアニストと顔を近づけて歌うの!
    普通なら、そういうのは男女でやってよ〜と言いたくなるところですけど、妙に可愛くて好きだったわー

















    【雨に唄えば】(1952年)

    ジーン・ケリーが雨の中唄い踊るシーンが有名な、名作ミュージカルを観てみましたー^^ 毎日メールを着信する度にジェイムス・フレインが歌う「Singin' in the Rain」(自ら設定)を耳にしてるうちに気になってきちゃったの。


    ◆雨に唄えば(Singin' in the Rain)1952年
    ハリウッドの人気スター、ドンとリーナは、彼らの結婚は間近だと噂されるほどの名コンビで数々の映画で活躍していた。やがて二人の新作の撮影が始まるが、他社製作の初トーキー映画が大成功を収めたことをうけ、各社がトーキー作品制作に乗り出すことに。ドンたちの新作も急遽トーキーへ変更することになるも、実はリーナの声はとても聞けたものではなく・・・

    サイレント映画からトーキーへの移行をきっかけに消えてしまった役者さんも多かったのでしょうねー。この変化に付いていくのは大変なことだったんだろうなと想像しますが、声が不細工だからと人気が下がった人って可哀想><
    この映画はまさに、自身の絶頂期がそんな時期にぶち当たってしまった役者たちの物語です。

    世界初のトーキー映画「ジャズシンガー」の大ヒットを見た社長は、時代に取り残されてはマズい!と、撮影の始まっていた新作を慌ててトーキーに変更させるわけです。現場では、やり方も分からないし録音機材もろくに揃わないものの、大混乱しながらなんとか作品を完成!しかし試写会で発表された作品はやっぱりボロボロで...。

    面白かったですねぇー!!この試写会のシーンでは、その会場の観客と一緒になって爆笑しちゃいましたよ^^
    名作と呼ばれるミュージカル作品としてタイトルくらいは知っていましたが、どんな内容なのかは全然知らなかったんですよねー。ロマンスもありつつ、この時代のハリウッドの裏側を描いたコメディだったんですよ。ホントに普通に笑える面白いコメディ♪ビックリしました^^

    フレッド・アステアと並んで二大巨頭とされる(?)名ダンサーのジーン・ケリーですが、私は彼をまともに見たのは今回が初めてでした。映画「恋をしましょう」でイヴ・モンタンにロマンティックなダンスを指導する本人役でちょろっと出ていたのを見たことはありましたが、そちらでは「へぇ〜」ってだけだったんですよね。

    しかし!この映画で彼の、煌めく "スター☆なスマイル攻撃" を浴びまくって、すっかり虜になりました!微笑みが無茶苦茶ステキなんですよぉ!!しかもあのダンス!私がどうこう言う必要も無い素晴らしさですよね。ダイナミックでアクロバティックな匠の技の数々!どうなってんの???と目を見張る足さばきに圧倒されましたよ!カッコ良過ぎ♪ (しかし体型がちょっとね...。あのダンスの為には下半身にどっしり筋肉が必要なんでしょうか^^;)


    ところが気がつくと私、目を引かれてる相手がいつの間にかジーン・ケリーじゃなくってたんですよ^^;主役のドンを少年時代から支える親友で音楽担当のコズモです。彼は二枚目のドンとは違い、完全に三枚目キャラ。演じたドナルド・オコナーの弾けるような陽気な演技がとても魅力的でした♪
    そしてこの人も、ジーン・ケリーと共に超絶テクでダンスを披露するのですが、ケリーに負けず劣らず素晴らしいんですよー!しかも、彼のソロパフォーマンスだった「Make'em Laugh」が、これまたアクロバティックな面白ダンスで凄かったし!身体能力の高さに驚きますよ!

    この人は「ショウほど素敵な商売はない」でマリリン・モンローと共演してた人でしたねー。なんとか鑑賞中に思い出せました^^

    ミュージカルですからやはり歌や踊りの比率が高いのですが、それ自体ももちろん釘付けになっちゃう素晴らしさですし、物語自体もとても面白くて個人的には退屈なしの100分でした!^^

















    【マイ・フェア・レディ】(1964年)

    コリン・ジョイス氏の『「イギリス社会」入門ー日本人に伝えたい本当の英国』に、最近では発音の違いから階級を見分けることは難しいので「マイ・フェア・レディ」を今演ったら違った内容になるだろう、なんて話が出てきたのを読み、久しぶりに観たくなりました。


    ◆マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)1964年
    監督:ジョージ・キューカー、原作:ジョージ・バーナード・ショウ
    発音を聞けば育ちから出身地まで言い当てることができる音声学の天才ヒギンズ教授(レックス・ハリソン)は、訛りも作法も酷い花売り娘イライザ(オードリー・ヘプバーン)を猛特訓して半年後に社交界へ出すことができるかどうかを、自宅に滞在する友人と賭けをすることに。そしてついに厳しい指導を経てイライザは、上流階級の貴婦人として社交界デビューするが・・・

    先にヒットしていた舞台版では主役がジュリー・アンドリュースだったけれど、映画版ではより集客が見込めるオードリー・ヘプバーンに変更されて制作されたミュージカルです。
    映画版も名作ではあるけれど、歌が吹き替えだったためにオードリーが主演女優賞にノミネートすらされなかったことでも有名ですね。

    でも彼女の演技もとても素晴らしいと思います。自分の歌がどうしても採用されず悔しい思いをしながらの熱演は、役者魂をこれでもかと注ぎ込んだかのようでとても迫力を感じます^^
    私はこれを初めて観た時にはストーリーなど予備知識が全くない状態だったので、始めに登場したオードリーのキャラには本当に度肝を抜かれました^^;"ドブネズミ" 仕様のオードリー=花売り女のイライザです。

    薄汚い見た目に思いっきり庶民な訛りと酷いダミ声!動きも当然乱暴で下品!
    音声学者のヒギンズ教授はそれを思いっきりけなし、残していったのはこんな気になるセリフ。
    「こんな女でも私の下でまともな発音と作法さえ学べば、半年で社交界へ出せる。花屋に売り子として就職だってできる。」
    花屋の売り子。彼女にとってはまさに憧れ。ヒギンズの言葉が頭から離れない彼女は、正しい発音を習おうと教授宅へ押し掛けて・・・という話です。

    で、このヒギンズ教授というのが、横柄で失礼でとてもヤな奴なんですよねー。
    若い頃に観た時にはやはり、ピカリング大佐の紳士振りとの対比もあって、ヒギンズなんか憎たらしいクソオヤジだ!なんて思っていたのですが、観ているうちに私はこの人がわりと好きになっていきました^^ (実際に自分が関わるとなったらどうだかわかりませんが)

    (ピカリングは花売り娘を淑女のように扱うが)「自分は淑女を花売り娘のように扱う。大切なのは相手によって態度を変えないことだ。」
    まぁ、淑女に失礼な態度を取る必要もないけれど、ヒギンズの言ってることはなるほどです^^
    誰に対しても紳士でいる人も素敵だけど、こんな物怖じもせず "お互い同じ人間同士" という考え方をする人も私には同じように素敵に思えるし、同じように好きだったりします。
    しかしヒギンズ語録はちょっとした男尊女卑に感じられる部分もあったりするんですよね。

    男は誠実で物事に公正、ほがらかで打ち解けやすいし、友情にあふれ善良でやさしい。
    それに対して女は理性がないし頭を使わない。髪は念入りにとかすくせに頭の中を整理しようとしない。
    男が花を贈らなかったら気を悪くし、男が何時間も黙っていたらバカにしてると怒る。
    なぜ女は男のようになれないんだ!

    うわぁ・・・ムッとしちゃいますねぇ。
    いきなり女は全員バカ呼ばわりですからねぇ。
    でも実はちょっと図星な感じもあったりして?もちろん女性全員は言いすぎですけど^^
    そういう訳で自分の生活に女が入り込むと平穏な人生が台無しになるから独身を通してるんだ、と言うヒギンズ。
    そこまで徹底してるなら大したモンですよねー。
    世の中、好きで結婚しておきながらも文句を言い合う夫婦も多いですもんねぇ。

    とは言っても、「男=善良で優しい」ってこともないでしょう?なんてことも言いたくなりますけどね。「ほがらかで打ち解けやすい」ってのも、60年代当時は知らないけど現代では当てはまらない人も多そうだし?
    うーん・・・なんとかヒギンズサイドに付きたいのですが、全力で味方するのが難しいのは私が女だから?^^;

    で、これはミュージカルですので突然歌いだしたりするわけで、上記のヒギンズの主張なんかも歌なんです。しかしこれが素晴らしいんですよ。しゃべりから歌へ、歌からしゃべりへの流れのスムーズなこと!いわゆるメロディアスな "歌" じゃないんですよね。ラップじゃないんですけど、リズムに合わせてしゃべってるみたいな^^ それが演説調が似合うヒギンズの主張にピッタリなんですよねー

    で、肝心のオードリーですが、小汚く品のない町娘から特訓を経て見事にレディに変身した姿が、もちろんホレボレする美しさです♪ アスコット競馬場のデビューのドレスも素敵ですが、個人的には大使館のパーティのドレス姿がお気に入りです^^
    歌は本人の歌唱でない部分が多いのですが、口パクでもあの身のこなしは彼女らしく可愛らしくて、「I Could Have Danced All Night」の最後のベッドに後ろ向きで膝を折り曲げて飛び乗るシーンなんか、とぉ〜ってもキュート!
    自分でもやってみれば一応出来るのですが(ベッドの高さが違う?)、私がやってもあんな風にピョコン!って可愛い感じにならないんですよねー=3

    他にも、ヒギンズもタジタジになるほど口の達者なイライザの父親、未熟なお坊ちゃんだけど優しくて紳士な青年フレディ、厳しさと優しさのある愛情たっぷりなヒギンズのママ、ヒギンズの元教え子の言語学者カーパシーなど、面白キャラや素敵キャラがいっぱいで、物語、名曲の数々ともに大好きな映画の一つです^^audrey
























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