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- 2023.12.07 Thursday
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事前に見ていた写真で白雪姫の見た目が好みじゃないことは分かってましたから、そこはスルーするつもりで見始めました。が、見てるうちに慣れてくるのか、フとした表情や角度で可愛らしく見えてきましたよ^^ ◆白雪姫と鏡の女王(Mirror Mirror)2012年 監督:ターセム・シン・ダンドワール
グリム童話「白雪姫」を元にしたファンタジー・コメディです。 なかなか楽しく観られました^^ まず、お伽話の王子顔の見本のようなアーミー・ハマーが良いです! 童話では最後に現れるだけの王子が、最初からガッツリ活躍してくれるのは新しい感じですね。活躍ったって、お笑い要員でしたけども。それがいいんですよぉー!あの高貴なお顔で演じるあの間抜けキャラ!そしてあの薬のせいで見事に振り切ったコワレっぷり!スバラシイ♪ やっぱ彼は王子がはまり役でしょう!!・・・とか言いながら、もし真面目な物語でガッツリ "王子" してたりしたら、「(苦笑)」とか言い出しそうですけどね。勝手なもので^^ 当然憎らしいキャラだけどさほど憎めない感じがしちゃう、ワガママ娘みたいな女王も見ていて面白かったですね。 この女王がどんな奴なのかは大体知ってて観てますから、多少憎めない風でも支障はありません。ジュリア・ロバーツのキャラも活かされた "コメディ映画的に味付けされた女王" として好きでしたよ。 白雪姫の成長物語に欠かせない7人のドワーフは、思わぬ職業で登場!個々にキャラが立ってると言えるほどではありませんが、その活躍はいい感じです♪(キャラ付けはされてました) 実はその中の一人がちょっと気になるタイプでした。マーク・ポヴィネッリ(Mark Povinelli)という、ジョン・レグイザモにトム・ハーディか誰かを足したような感じの方。調べたら「恋人たちのパレード」にも出ていたようです。サーカスの団員だったんでしょうかねぇ? |
すっごく楽しみにしていた作品です! アウグスト・ディールにしか興味が持てない期間中に観るのはヤバいかな?という不安もありながら観ちゃいましたが、ちゃんと楽しめました!!これだけ素敵な映画だと大丈夫ですね♪ ◆ミッドナイト・イン・パリ(Midnight in Paris)2011年 監督、脚本:ウディ・アレン
主演と知った時、「ウディ・アレンの映画にオーウェン・ウィルソンって...どうなんだろ?」と、実は漠然と違和感を感じてたんですよ。でもまぁ、オーウェンを主演にするということは、オーウェンらしい男が主役のお話なんでしょ?と想像してました。 で、実際に観始めると、やっぱりアレンを投影した感じの主人公じゃないですかー。オーウェンって、1920年代のパリに恋焦がれるって感じではなくないですか?しかも小説家志望の脚本家。う〜む・・・と唸ってしまいました^^; が、観ているうちに、純粋っぽい夢見がちな男って、オーウェンのイメージじゃん!とちゃんと納得できるんですよね〜。スゴいわぁ〜♪ この映画は「カイロの紫のバラ」のように、ウディの「もしも・・・」という妄想や願望を映像化したんじゃないかしら?って感じの楽しいファンタジーです! 芸術各界の黄金期・1920年代パリにタイムスリップする話ということで、その後の時代では偉大な巨匠と崇められている作家・芸術家たちが続々と登場してワクワクさせてくれていました♪ 知ってる名前が出たってだけで胸が踊るミーハー気質の私が楽しめたのですから、当時の文学や絵画などに詳しい、もしくは興味がある人なら確実にテンションがあがるでしょう。また、この主人公(ウディもなのかな?)のように "20年代パリ" に憧れを抱く人なら、夢見心地になること必至!じゃない?きっと^^ 過去の名作・傑作や大家に憧れたり影響を受けたりするのは何も悪いことはありませんが、懐古主義は大概にしとかんとね〜、というテーマは好みでしたが、そういったことを主人公に一気にセリフでしゃべらせるってのは・・・ちょっと無粋なんじゃない?なんて生意気なことも考えたりしつつ(「BTTF3」の最後を思い出しちゃったよ^^;)、全体的には十分に楽しみました! 現実(現在)での主人公の "合わない" フィアンセを演じたレイチェル・マクアダムスの憎らしさも凄かったですが、イヤミな知ったか男を演じたマイケル・シーンも妙にピッタリで良かったですね♪ あと、ガッド・エルマレ(「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」)は探偵として渋く登場しましたが、絶対ギャグ要員に違いない!と思ったら案の定で安心しました(笑) 1920年代シーンなどに登場した憧れの人々が、私にはほぼ名前と代表作のみの知識だったり名前すら知らなかったりだったので、適当にWikiって「続き」にまとめておきましょう^^ owen |
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などで知られる、サイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビが脚本・主演したSFコメディです。かなり楽しみにしていました〜 ◆宇宙人ポール(Paul)2010年 監督:グレッグ・モットーラ
この2人って、なんでこんなに可愛く見えるんでしょうねぇ^^ メタボなおっさんコンピで、ここでは完全にオタクキャラ。穏やかで心優しい性格のサイモンはまだしも、どこか捻くれた雰囲気もあるニックも含めて、2人とも可愛く思えるのよね〜。 仲の良い2人組の "良い関係" がよく分るやりとりを見てるとね、とにかく微笑ましくてこちらもニッコリしてしまうのでしょうねー。映画に限らず、仲良し同士を見るのは気分がいいですもん。しかも大好きなことを触れてゴッキゲン!って感じがまたいいのよね〜♪ そんな2人のキャンピングカーにヒッチハイクしてきたのが宇宙人ポール。 人間臭い、しかも酸いも甘いも知りつくしたおっさん臭がプンプンしちゃってて、「宇宙人」のイメージをどうしてくれる!って感じの個性的なキャラでした^^; 半世紀もアメリカで暮らした宇宙人なため、思いっきりアメリカ人なおっさんになっちゃってるということです。ずっと政府に囚われていたそうで、政府だけでなくカルチャー方面にも助言してきた強者らしいですよ(笑) 表情もとっても豊かで、「あらあら」と眉を下げる顔が私はお気に入りでした。セス・ローゲンの品の良い(?)声が宇宙人らしいとはまぁ思えませんが、こんなおっさんキャラなら妙な説得力を発揮してエラく面白く感じました。 そんなポールと、進化論を信じない敬虔なクリスチャン女性との出会いと影響が個人的にはお気に入りでした。
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数年前に私の中で突如巻き起こったヴィンチェンゾ・ナタリ・ブーム。その当時にはまだ未公開だったこの映画をすっごく楽しみにしていたのですが、ようやくスターチャンネルが放送してくれました!ナタリ作品に欠かせない、デヴィッド・ヒューレットも出ています^^ ◆スプライス(Splice)2008年 監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
製薬会社の研究チームで、有用なタンパク質を抽出するために、遺伝子組み換えによる新生物を作り出す研究をしている科学者夫婦。チームとしては、既にオスとメスの新生物を作り、製品化に向けた研究に移ろうとしていたけど、エルサは法と倫理を無視した「人間×動物」のDNA結合を試したくてしょうがない。もちろん夫は反対するわけですが、一人暴走するエルサに押され二人でこっそり実験を進めて、表に出せない新生物を作り出し・・・という科学者系SFホラーです。
ドラマとしてはまぁ面白さもありましたが、少し主人公に対してイラつきを感じることも。 秘密裏に育てる(研究する)ことになったドレンとの関係は、すぐにエルサの子育てごっこになる。しかし実際は子供でないため、遠慮のない自分勝手な押しつけ/取り上げでドレンを混乱させるなど、エゴをむき出しにし、それが虐待のようにもみえてくるんですね。実際はドレンは凶暴さもあるモンスターなんですが、時折見せるその素振りでなんとなく可愛くみえてきてしまうため尚更です。そもそもが、倫理的に間違ったことに躊躇無く手を染めたこの女(エルサ)は身勝手でしかないですから。主役だというのに観客から反感しか買わない凄いキャラクターでしたよねー。 おかげで夫クライヴの方は、その展開とは裏腹にせいぜい変態に向ける奇異の目で見られる程度にかろうじて留まれてましたが(笑) 最終的にはショボいホラー映画風になってしまったのが残念でしたが、視覚的にはなかなか楽しめたのでまぁOKです。 科学者になっても妙にパンクなエイドリアン・ブロディがステキでした♪ しかし何と結合したら背中のスリットに出し入れ自在なアレが生えるんでしょうね?^^ |
久しぶりにウィレム・デフォーに釣られてみましたー^^ ヴァンパイアのお話のようですからホラーとして覚悟しましたが、SF風?って感じでちょっと変わってて面白かったです。 ◆デイブレイカー(Daybreakers)2009年 監督、脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
ヴァンパイアものですが、ユニークな設定が面白い映画でした^^ もちろん昼夜は逆転してますが、現実の人類と同じような生活をしているヴァンパイアたち。数%の人血が混ぜられたコーヒーなんかを嗜んでいたり、太陽が出ている時用の運転モードがある車に乗っていたりと、特殊アイテムを利用しながら暮らしています^^ もちろん人の血が必須な食料ですが、一般ヴァンパイア達は基本的には、(従来観て来たような)人に直接噛み付くようなことはしていないはず。供給する会社から卸された人血を小売店で買ったりしていました^^しかし狩り続けて来た結果、人間が減少して絶滅の危機に陥ってしまい、価格が高騰した人血を買えない者は極度に餓え、身体に異変を生じ、一般ヴァンパイアの生活を脅かす存在になっていたりして。なんだか現実の社会構造に当てはまりそうな皮肉が込められているようですよねー。こうして客観的に観るまでもなく判っていることではありますが、油断して観ているとドキっとしてしまいます。 物語は、人間狩りから逃れ続けている数少ない人間と、ヴァンパイアでありながら人間らしい感覚を残した男が組んで、「治療 (cure)」を目指すという方向です。人間の中に「元ヴァンパイア」が居たということから、話が動いて行きます。その衝撃の過去を持つ元ヴァンパイアがウィレム・デフォーでした♪出て来て欲しい時にもれなくスパっと登場してくれる、ストレスフリーな活躍を見せてくれてましたね!カッコよくて嬉しかったですぅ^^ あー、それは盲点だった〜!(笑)って感じの超オリジナルな法則(治療に使用)には、その様子につい苦笑いを漏らす感じでしたが、やはりアイディアは面白いですね!!しかし考えて行くと、この結末後も続けて計画を進めて行こうとするでしょうけど、どうも解決する気がしないんだけどなぁ・・・どうなんでしょうねー^^; 後半グロで畳み掛けてきますので、苦手な方はご注意を!しかしそこが面白かったんですけどねー |
ひかりビデオのラインナップを眺めていてフと目についた画像が多分これ↓。CGアニメのようだけど、この雰囲気がたまらなく気になって観てみましたー^^ ◆9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜(9)2009年 監督、原案:シェーン・アッカー、製作:ティム・バートン他
なかなか美しくダークなファンタジーアニメです^^こういう世界は好きなんですよねぇ〜♪お子さまよりも大人が楽しめる雰囲気でした。 「ターミネーター」的な人間対機械の戦争後、人間は居なくなり世界は廃墟と化し、機械が残っているだけ。その機械も動いているものは少なく、静かな世界。そんな中、麻袋を縫い合わせて作られた人形たちが、残された凶暴な機械怪獣に怯えながら隠れて暮らしているという状態です。
しかし似た形のキャラクターたちのそれぞれのキャラクター分けも判りやすかったですし、周囲のガラクタから武器や道具を作り出すアイディアなど、とても楽しかったですし、とにかく景色を眺めてるだけでワクワクしてくるダークな世界が好きでした!ダーク系ティム・バートンに目がない方は、それなりに楽しめると思いますよ^^私もつい続けて2回観ちゃいました♪ 声のキャストも豪華です!主人公はイライジャ・ウッド、リーダー的長老はクリストファー・プラマー、心優しい機械屋はジョンCライリー、マイペースな芸術家はクリスピン・グローヴァー、男前な女戦士はジェニファー・コネリー、など!そしてテーマ曲はダニー・エルフマン! たまにはこういうのもいいね〜 |
完全にジェイムズ・フレイン目当てで観てみましたー。 82年の「トロン」の27年振りの続編だということは聞いていましたが、どんなお話なのかも頭に入れておらず、ジェイムズの写真だけ見て、宇宙人かと思ってたくらいでした^^ ◆トロン:レガシー(Tron: Legacy)2010年 監督:ジョセフ・コシンスキー
前作「トロン」を観ていないからなのか、なんだか話がよく解りませんでした^^; あのトロンってのはなんだったの??って感じでして...。 まぁ、途中からたまにウトウトしながら観てたのがいけないのかもしれないですけど。 素晴らしく美しい映像や、オリヴィア・ワイルド(クオラ)のサイバービューティーには見とれましたけどね^^ とりあえず当初の目的だけ果たせればいいし!ってことで、見たいものだけしっかり見ておきましたよ^^ジャーヴィスという役ですね。
同じキャラものでも、マイケル・シーン演じるボウイみたいな人物は割とハマってていい感じだったのになー。別にジェイムズも無下にされてたわけでもないんですが...うーむ。 ジェイムズは、インタビューでジェフ・ブリッジズやブルース・ボックスライトナーへの質問からの流れでよく「貴方も前作からの思い出なんかあります?」なんて聞かれたようで。 「前作には出ていないんだよ。・・・て、いつもこれ言うのちょっとツラいんだよねぇ・・・。」 なんてボヤいてました。若い役者じゃないから仕方ないんでしょうかね?しかしインタビュアーは下調べしないもんかしら^^;もしくは大物との急な抱き合わせでインタビュー受けさせられてたとか?? [メモ] クラブのシーンにDJ役で Daft Punk なまま出ていた Daft Punk の2人が違和感なくて笑えました!frain |