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    • 2023.12.07 Thursday
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    【EVA<エヴァ>】(2011年)

    ダニエル・ブリュール主演のスペイン映画です。
    先に観た妹が「う〜ん・・・」と言っていたのであまり期待しないで観てみました。

    ◆Eva (2011年) 監督:キケ・マイーヨ


    ロボット工学の技術がかなり進んだ近未来が舞台。主人公である天才科学者アレックスは、個性的な人格を持つ子ども型ロボットを製作するため、一人の少女をモデルにスカウトするが・・・

    Amazon のDVD販売ページに記載のあらすじ(おそらくDVDのジャケも同じ?)に思いっきりネタバレが書かれているので、未見の方はご注意ください。ココには特に重要な事は何も書きません。

    まずオープニングの美しいCG映像に釘付け!細かいガラス細工のような不思議な物体が、複雑に分裂したり絡み合ったり移動したり・・・。これは実はロボットの脳(?)を構築するプログラムなんですね。道理で複雑で神秘的^^

    話の中では、空中でこれを(実態があるのか知らないけど)手で組み替えたり拡大/縮小したりなど、操作していました。近未来のコンピュータ関連の描写はこの手の感じが多いですね。



    しかし物語は、現代にはない高性能アンドロイドを扱っていながらも、意外とガッツリSFではないんですね。結構な割合で人間ドラマになっていました。まぁ、愛を扱ってる系統です。
    個人的には、ホロリとする感じもありつつも、期待とちょっと違う気もしつつ・・・といった感じだったかな。

    あ、全然悪くないんですよ。途中で投げ出していた研究に再着手するために帰郷したものの、常に愁いを漂わせる青年。彼と少女との交流と、彼女の奔放で生意気なキャラクタ。主人公と兄夫婦との関係。など、ドラマとして見るところは結構ありますし^^

    それにしても、家事をすべてこなす執事風アンドロイドを演じたルイス・オマールが素晴らしかったですね!
    人間が演じるアンドロイドですが、やり過ぎて不自然 みたいなこともなく、完璧♪ 雇い主との距離も保ちつつ温かみも感じるキャラもいいですし。とにかく、全然ボロが出ないの。完全にロボット!!
    調べたらやはり、ゴヤ賞助演男優賞を受賞してました♪やっぱりねー




    【スペース・ステーション76】(2014年)

    《70年代風近未来の宇宙ステーションで繰り広げられる愛憎劇!秘密を抱えた男女の欲と欲とがぶつかり合う異色のSF群像ドラマ! 》とかDVDの裏に書いてありますが・・・

    ◆スペース・ステーション76(Space Station 76)2014年
    監督:ジャック・プロトニック 


    ぶはははは!!そんな大層な感じじゃあないですよねぇ。確かに宇宙ステーションが舞台だし異色ではあると思うけど。いや、異色っていうか・・・ちょっと変な映画?^^;

    とりあえず間違えちゃいけないのは、コメディだってことですよね。シリアスな側面もあるけどじっくりシリアスなドラマにはならないし、真面目にSFする映画でもない。そしてSFなシチュエーションではあるけど、往年のSF映画への愛着やこだわりを感じる作りでは全然なく、《レトロなSF》テイストを「そう、これこれ!こんな感じ〜 超ウケるぅ〜!」と面白がって作る様子が目に浮かぶ感じ?



    とにかく私個人は70年代テイストにもSFにも詳しくないからなのか、ザックリと持ってるイメージと照らし合わせて「あぁ〜 なんとなく〜」とテキトーに楽しめました。ていうか、口ひげをたくわえただけで「70年代の人だ!」と錯覚させるパトリック・ウィルソンに爆笑しました。

    内容は、宇宙ステーションのクルーの普段の生活がゆる〜く描かれて行くのみ。子育て、不倫、欲求不満、ドラッグ、同性愛(これはマットじゃないってことはネタバレしておきましょう)、孤独感、アル中(?)などなど、宇宙ステーション内じゃなくても別にいいエピソードの数々。常にゆるゆるで盛り上がりもしないまま終わっていくという。「なんだこれ?」感をオモシロがれる人が楽しめるヤツじゃないでしょうか。それにしても中途ハンパな出来でしたけども。



    おかげでDVDの裏(=Amazonなどの販売サイトにも)のあらすじには、「そんな時、小惑星衝突の危機が迫り艦内はパニックに陥ってしまう…。」なんてを書くしかなかったようで。(これはダメだよねー)

    しかし、マット・ボマーの美貌に憑りつかれている人ならば、観て損はないでしょう!そーとー美しいです!こんな髭モジャくんかぁ〜と写真を見て嘆いた私も、結局ヒゲなんか全然気にならなかったくらいに美しかったわけですよ!!是非彼のお茶目な姿を堪能しましょう!




    【Küss mich, Frosch】(2000年)

    2000年、ドイツのテレビ映画。グリム童話「かえるの王さま」を元にしたお話です。
    輸入盤をお取り寄せしました。英語字幕付きです♪

    ◆Küss mich, Frosch(2000年) 監督:Dagmar Hirtz


    1000年前に伝統(4番目の王子はカエルに!)に則ってカエルにされてしまった王子が、現代までカエルの姿で生き延びて偶然女子高生の手に渡ったところで、彼女の口に飛びついてキスを成立させ王子に戻る・・・ 

    こら!って感じですが、ここではソレ以降カエル姿と王子姿がキス一つで自在に変化させられるという設定というのが、ちょっと面白いですね。

    王子を演じたのはマティアス・シュヴァイクホーファーですから、キリっとカッコいい王子じゃあありません(笑)
    1000年前当時から、女の子を見れば口説いて回るヘロヘロしたボンクラ王子。現代に来ても、高貴な育ちを感じさせることも、もちろんありゃしない。マティアス節、全開です♪



    序盤でさっさとキスで人間に戻ってますから、お話は更に設定が加えられていたようですね。この魔法自体を解くために本物の相思相愛の恋愛をする必要がある!などなど。
    もちろん紆余曲折があってのハッピーエンド、という可愛らしいお話でしたよ^^

    ヒロインを演じたAnja Knauer もすごく可愛かったですしねー。(アンヤ・クナウアー?アーニャ・クナウアー??)
    「ねえちゃんがなんか怪しげなことをしてるようだぞ?」と嗅ぎまわる、ヒロインの弟もちょっといい味が出てました。

    現代で再会したかつての王家御用達の魔法使い(Rufus Beck)も、主人公のアドバイザーとして良い関係になっていて感じが良かったです。(悪意じゃないにしても)王子をカエルにした張本人なのにねー。しかも主従関係でもあったはずなのにそれも感じないし。不思議な関係です^^いいアニキって感じで。

    ところで、アメリカのドラマ「GRIMM」に魔女系魔物でヘクセンビーストという種族がいるんですが、ヘクセン(単数は Hexe)って Witches って意味だったんですね。matthias




    【白雪姫と鏡の女王】(2012年)

    事前に見ていた写真で白雪姫の見た目が好みじゃないことは分かってましたから、そこはスルーするつもりで見始めました。が、見てるうちに慣れてくるのか、フとした表情や角度で可愛らしく見えてきましたよ^^



    ◆白雪姫と鏡の女王(Mirror Mirror)2012年 監督:ターセム・シン・ダンドワール
    ●ジュリア・ロバーツ●リリー・コリンズ●アーミー・ハマー●ネイサン・レイン●マイケル・ラーナー●メア・ウィニンガム●ショーン・ビーン●ジョーダン・プレンティス●マーク・ボヴィネッリ

    グリム童話「白雪姫」を元にしたファンタジー・コメディです。
    なかなか楽しく観られました^^

    まず、お伽話の王子顔の見本のようなアーミー・ハマーが良いです!
    童話では最後に現れるだけの王子が、最初からガッツリ活躍してくれるのは新しい感じですね。活躍ったって、お笑い要員でしたけども。それがいいんですよぉー!あの高貴なお顔で演じるあの間抜けキャラ!そしてあの薬のせいで見事に振り切ったコワレっぷり!スバラシイ♪
    やっぱ彼は王子がはまり役でしょう!!・・・とか言いながら、もし真面目な物語でガッツリ "王子" してたりしたら、「(苦笑)」とか言い出しそうですけどね。勝手なもので^^



    当然憎らしいキャラだけどさほど憎めない感じがしちゃう、ワガママ娘みたいな女王も見ていて面白かったですね。
    この女王がどんな奴なのかは大体知ってて観てますから、多少憎めない風でも支障はありません。ジュリア・ロバーツのキャラも活かされた "コメディ映画的に味付けされた女王" として好きでしたよ。

    白雪姫の成長物語に欠かせない7人のドワーフは、思わぬ職業で登場!個々にキャラが立ってると言えるほどではありませんが、その活躍はいい感じです♪(キャラ付けはされてました)
    実はその中の一人がちょっと気になるタイプでした。マーク・ポヴィネッリ(Mark Povinelli)という、ジョン・レグイザモにトム・ハーディか誰かを足したような感じの方。調べたら「恋人たちのパレード」にも出ていたようです。サーカスの団員だったんでしょうかねぇ?























    【ミッドナイト・イン・パリ】(2011年)

    すっごく楽しみにしていた作品です!
    アウグスト・ディールにしか興味が持てない期間中に観るのはヤバいかな?という不安もありながら観ちゃいましたが、ちゃんと楽しめました!!これだけ素敵な映画だと大丈夫ですね♪


    ◆ミッドナイト・イン・パリ(Midnight in Paris)2011年 監督、脚本:ウディ・アレン
    ●オーウェン・ウィルソン●レイチェル・マクアダムス●マイケル・シーン●ニーナ・アリアンダ●カーラ・ブルーニ●コリー・ストール●キャシー・ベイツ●マリオン・コティヤール●エイドリアン・ブロディ●ガッド・エルマレ

    主演と知った時、「ウディ・アレンの映画にオーウェン・ウィルソンって...どうなんだろ?」と、実は漠然と違和感を感じてたんですよ。でもまぁ、オーウェンを主演にするということは、オーウェンらしい男が主役のお話なんでしょ?と想像してました。
    で、実際に観始めると、やっぱりアレンを投影した感じの主人公じゃないですかー。オーウェンって、1920年代のパリに恋焦がれるって感じではなくないですか?しかも小説家志望の脚本家。う〜む・・・と唸ってしまいました^^; が、観ているうちに、純粋っぽい夢見がちな男って、オーウェンのイメージじゃん!とちゃんと納得できるんですよね〜。スゴいわぁ〜♪

    この映画は「カイロの紫のバラ」のように、ウディの「もしも・・・」という妄想や願望を映像化したんじゃないかしら?って感じの楽しいファンタジーです!
    芸術各界の黄金期・1920年代パリにタイムスリップする話ということで、その後の時代では偉大な巨匠と崇められている作家・芸術家たちが続々と登場してワクワクさせてくれていました♪

    知ってる名前が出たってだけで胸が踊るミーハー気質の私が楽しめたのですから、当時の文学や絵画などに詳しい、もしくは興味がある人なら確実にテンションがあがるでしょう。また、この主人公(ウディもなのかな?)のように "20年代パリ" に憧れを抱く人なら、夢見心地になること必至!じゃない?きっと^^



    過去の名作・傑作や大家に憧れたり影響を受けたりするのは何も悪いことはありませんが、懐古主義は大概にしとかんとね〜、というテーマは好みでしたが、そういったことを主人公に一気にセリフでしゃべらせるってのは・・・ちょっと無粋なんじゃない?なんて生意気なことも考えたりしつつ(「BTTF3」の最後を思い出しちゃったよ^^;)、全体的には十分に楽しみました!

    現実(現在)での主人公の "合わない" フィアンセを演じたレイチェル・マクアダムスの憎らしさも凄かったですが、イヤミな知ったか男を演じたマイケル・シーンも妙にピッタリで良かったですね♪ あと、ガッド・エルマレ(「プライスレス 素敵な恋の見つけ方」)は探偵として渋く登場しましたが、絶対ギャグ要員に違いない!と思ったら案の定で安心しました(笑)

    1920年代シーンなどに登場した憧れの人々が、私にはほぼ名前と代表作のみの知識だったり名前すら知らなかったりだったので、適当にWikiって「続き」にまとめておきましょう^^
    owen






















    【宇宙人ポール】(2010年)

     「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」などで知られる、サイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビが脚本・主演したSFコメディです。かなり楽しみにしていました〜


    ◆宇宙人ポール(Paul)2010年 監督:グレッグ・モットーラ
    アメリカのコミック業界最大のイベント“コミコン”に参加するため、イギリスからはるばるやって来たSFオタクの若者グレアム(サイモン・ペッグ)とクライブ(ニック・フロスト)。ついでにアメリカ西部に点在する有名なUFO関連の名所を巡るが、その途中、本物の宇宙人に遭遇してしまい・・・

    この2人って、なんでこんなに可愛く見えるんでしょうねぇ^^ メタボなおっさんコンピで、ここでは完全にオタクキャラ。穏やかで心優しい性格のサイモンはまだしも、どこか捻くれた雰囲気もあるニックも含めて、2人とも可愛く思えるのよね〜。
    仲の良い2人組の "良い関係" がよく分るやりとりを見てるとね、とにかく微笑ましくてこちらもニッコリしてしまうのでしょうねー。映画に限らず、仲良し同士を見るのは気分がいいですもん。しかも大好きなことを触れてゴッキゲン!って感じがまたいいのよね〜♪

    そんな2人のキャンピングカーにヒッチハイクしてきたのが宇宙人ポール。
    人間臭い、しかも酸いも甘いも知りつくしたおっさん臭がプンプンしちゃってて、「宇宙人」のイメージをどうしてくれる!って感じの個性的なキャラでした^^;
    半世紀もアメリカで暮らした宇宙人なため、思いっきりアメリカ人なおっさんになっちゃってるということです。ずっと政府に囚われていたそうで、政府だけでなくカルチャー方面にも助言してきた強者らしいですよ(笑)
    表情もとっても豊かで、「あらあら」と眉を下げる顔が私はお気に入りでした。セス・ローゲンの品の良い(?)声が宇宙人らしいとはまぁ思えませんが、こんなおっさんキャラなら妙な説得力を発揮してエラく面白く感じました。
    そんなポールと、進化論を信じない敬虔なクリスチャン女性との出会いと影響が個人的にはお気に入りでした。


    本編内には各有名映画(主にSF作品)へのオマージュが、かなりあからさまに盛り込まれていたようです。残念ながら私の場合、同じ部屋でチラ見していた夫からの解説が入らなければほとんどキョトン状態でしたけどね。ま、それらが分からない私でも十分楽しめましたが、知っていて観てたらもっともっとテンションが上がったことでしょう。

    (政府の?)謎の機関の命でポールを追うゾイル捜査官はジェイソン・ベイトマン!スーツ姿で部下を見下し、ほぼ終始真面目な表情のキャラで、なんだか妙にカッコ良かったです♪私はこの人の見た目を好きだとか気になるとか言ったことはありませんが(認めたくない?笑)、鋭そうな目で睨んだりされるとドキっとしちゃいますね。ここではほとんど見られなかった笑顔も無邪気系でキュンとしちゃいますし。特に口を開けて笑った顔が絶品!口がいいよねー。結局のところ好きだとついに告白しちゃいましょう。(どうでもいい)

    そういえばここでも繰り返す "お約束" のギャグが多用されてましたが、面白かったですね〜!もしかしたら、好みのキャラクタがやってるってことが重要なだけかもしれないですね〜^^;bateman

















    【スプライス】(2008年)

    数年前に私の中で突如巻き起こったヴィンチェンゾ・ナタリ・ブーム。その当時にはまだ未公開だったこの映画をすっごく楽しみにしていたのですが、ようやくスターチャンネルが放送してくれました!ナタリ作品に欠かせない、デヴィッド・ヒューレットも出ています^^


    ◆スプライス(Splice)2008年 監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
    科学者の夫婦クライヴ(エイドリアン・ブロディ)とエルサ(サラ・ポーリー)は、人間と動物のDNAを配合して“新生命体”を創り出してしまった。実験は成功し、誕生した新生命体にドレンと名づけ、秘密裏に育てていくが…。

    製薬会社の研究チームで、有用なタンパク質を抽出するために、遺伝子組み換えによる新生物を作り出す研究をしている科学者夫婦。チームとしては、既にオスとメスの新生物を作り、製品化に向けた研究に移ろうとしていたけど、エルサは法と倫理を無視した「人間×動物」のDNA結合を試したくてしょうがない。もちろん夫は反対するわけですが、一人暴走するエルサに押され二人でこっそり実験を進めて、表に出せない新生物を作り出し・・・という科学者系SFホラーです。


    いやぁ・・・笑う映画じゃないはずですが、なんだかんだで笑わせて頂きました♪
    問題の新生物ですけどね。生まれたてのその姿はイモ虫状なんですけどー、もぉ・・・なんつーか、アレなんですよ。はっきり言えば巨大なチ○コでしょ、あれは。それが脱皮して微妙に可愛らしい生物となり、驚異の早さで成長してみるみるうちに人間の女性 "風" の形になっていくわけです。ま、頭部に亀○の面影は隠せませんけどね。

    個人的には、人間ぽさが全然ない脱皮直後の姿がお気に入りですね^^ その後、女児風になってくると、演じている女優の "頭剃りました感" が気になってきちゃうし、それ以上に眉毛とまつ毛だけ生えてる状態が納得いかなくてしょーがないんで^^;

    ドラマとしてはまぁ面白さもありましたが、少し主人公に対してイラつきを感じることも。
    秘密裏に育てる(研究する)ことになったドレンとの関係は、すぐにエルサの子育てごっこになる。しかし実際は子供でないため、遠慮のない自分勝手な押しつけ/取り上げでドレンを混乱させるなど、エゴをむき出しにし、それが虐待のようにもみえてくるんですね。実際はドレンは凶暴さもあるモンスターなんですが、時折見せるその素振りでなんとなく可愛くみえてきてしまうため尚更です。そもそもが、倫理的に間違ったことに躊躇無く手を染めたこの女(エルサ)は身勝手でしかないですから。主役だというのに観客から反感しか買わない凄いキャラクターでしたよねー。
    おかげで夫クライヴの方は、その展開とは裏腹にせいぜい変態に向ける奇異の目で見られる程度にかろうじて留まれてましたが(笑)

    最終的にはショボいホラー映画風になってしまったのが残念でしたが、視覚的にはなかなか楽しめたのでまぁOKです。
    科学者になっても妙にパンクなエイドリアン・ブロディがステキでした♪
    しかし何と結合したら背中のスリットに出し入れ自在なアレが生えるんでしょうね?^^















    【デイブレイカー】(2009年)

    久しぶりにウィレム・デフォーに釣られてみましたー^^
    ヴァンパイアのお話のようですからホラーとして覚悟しましたが、SF風?って感じでちょっと変わってて面白かったです。


    ◆デイブレイカー(Daybreakers)2009年
    監督、脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ
    2019年。世界中を襲った疫病により、人類の大半がヴァンパイアへと変貌していた。しかし人間が減少し、食料難という深刻な問題が持ち上がる。血液研究者として代用血液の開発を急がされていたヴァンパイアのエドワード(イーサン・ホーク)は、食料として飼育されている人間に実は心を痛めていて・・・

    ヴァンパイアものですが、ユニークな設定が面白い映画でした^^
    もちろん昼夜は逆転してますが、現実の人類と同じような生活をしているヴァンパイアたち。数%の人血が混ぜられたコーヒーなんかを嗜んでいたり、太陽が出ている時用の運転モードがある車に乗っていたりと、特殊アイテムを利用しながら暮らしています^^

    もちろん人の血が必須な食料ですが、一般ヴァンパイア達は基本的には、(従来観て来たような)人に直接噛み付くようなことはしていないはず。供給する会社から卸された人血を小売店で買ったりしていました^^しかし狩り続けて来た結果、人間が減少して絶滅の危機に陥ってしまい、価格が高騰した人血を買えない者は極度に餓え、身体に異変を生じ、一般ヴァンパイアの生活を脅かす存在になっていたりして。なんだか現実の社会構造に当てはまりそうな皮肉が込められているようですよねー。こうして客観的に観るまでもなく判っていることではありますが、油断して観ているとドキっとしてしまいます。

    物語は、人間狩りから逃れ続けている数少ない人間と、ヴァンパイアでありながら人間らしい感覚を残した男が組んで、「治療 (cure)」を目指すという方向です。人間の中に「元ヴァンパイア」が居たということから、話が動いて行きます。その衝撃の過去を持つ元ヴァンパイアがウィレム・デフォーでした♪出て来て欲しい時にもれなくスパっと登場してくれる、ストレスフリーな活躍を見せてくれてましたね!カッコよくて嬉しかったですぅ^^

    主人公は、悪いけど最近益々サル顔に拍車がかかってんなーなんて思っていたイーサン・ホークでしたが、青白い顔のこんな役はなかなか悪くありませんね。ていうかこんなことを言っていながら、結局終盤の方なんか普通にカッコいいなーなんて考えてる自分を発見し、ちょっと彼を見直した次第^^;

    冷酷社長を演じたサム・ニールは、(上辺だけは)情も無くはなさそうな発言もしたりして、ちょびっとお上品さのある悪役ってのがピッタリでしたね☆

    あー、それは盲点だった〜!(笑)って感じの超オリジナルな法則(治療に使用)には、その様子につい苦笑いを漏らす感じでしたが、やはりアイディアは面白いですね!!しかし考えて行くと、この結末後も続けて計画を進めて行こうとするでしょうけど、どうも解決する気がしないんだけどなぁ・・・どうなんでしょうねー^^;
    後半グロで畳み掛けてきますので、苦手な方はご注意を!しかしそこが面白かったんですけどねー

















    【9〜9番目の奇妙な人形〜】(2009年)

    ひかりビデオのラインナップを眺めていてフと目についた画像が多分これ↓。CGアニメのようだけど、この雰囲気がたまらなく気になって観てみましたー^^


    ◆9(ナイン)〜9番目の奇妙な人形〜(9)2009年
    監督、原案:シェーン・アッカー、製作:ティム・バートン他
    古びた研究室で、背中に「9」と書かれた小さく奇妙な人形が目を覚ました。彼は自分が誰でどこにいるのかも把握出来ない。一面廃墟となっている外に出ると、背中に「2」と書かれた人形が現れた。「2」は「9」の壊れた発声装置を修理し仲間だと話しあうが、その直後、巨大な機械獣ビーストに「2」は連れ去られてしまう。気を失った「9」は、更に別の人形に助けられるが・・・

    なかなか美しくダークなファンタジーアニメです^^こういう世界は好きなんですよねぇ〜♪お子さまよりも大人が楽しめる雰囲気でした。

    「ターミネーター」的な人間対機械の戦争後、人間は居なくなり世界は廃墟と化し、機械が残っているだけ。その機械も動いているものは少なく、静かな世界。そんな中、麻袋を縫い合わせて作られた人形たちが、残された凶暴な機械怪獣に怯えながら隠れて暮らしているという状態です。


    冒頭で目覚めた主人公の人形「9」は、自分と似たような人形「1」や「5」などと出会い、最初に助けてくれた仲間「2」を助けに行くことにし・・・という冒険アクションものとして展開していきます。そんな中で、自分たちが生まれた謎や友情などが絡み、ステキ物語となっていました^^

    とは言っても、主人公のキャラに難があったのか、話のスジが王道過ぎたのか、結末が自分の予想や期待を裏切るものだったためか、若干モヤモヤが残っちゃいました。結末に関してはいわゆる予定調和ではないってことで、個人的にはおぉ!となりそうなもんだけど、それよりもこれがハッピーエンド??と腑に落ちない的な感じに。

    しかし似た形のキャラクターたちのそれぞれのキャラクター分けも判りやすかったですし、周囲のガラクタから武器や道具を作り出すアイディアなど、とても楽しかったですし、とにかく景色を眺めてるだけでワクワクしてくるダークな世界が好きでした!ダーク系ティム・バートンに目がない方は、それなりに楽しめると思いますよ^^私もつい続けて2回観ちゃいました♪

    声のキャストも豪華です!主人公はイライジャ・ウッド、リーダー的長老はクリストファー・プラマー、心優しい機械屋はジョンCライリー、マイペースな芸術家はクリスピン・グローヴァー、男前な女戦士はジェニファー・コネリー、など!そしてテーマ曲はダニー・エルフマン!
    たまにはこういうのもいいね〜
















    【日記・映画】トロン:レガシー

    完全にジェイムズ・フレイン目当てで観てみましたー。
    82年の「トロン」の27年振りの続編だということは聞いていましたが、どんなお話なのかも頭に入れておらず、ジェイムズの写真だけ見て、宇宙人かと思ってたくらいでした^^


    ◆トロン:レガシー(Tron: Legacy)2010年 監督:ジョセフ・コシンスキー
    デジタル業界のカリスマとして名を馳せたエンコム社CEO、ケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジズ)が忽然と姿を消してから20年。27歳となった息子サム(ギャレット・ヘドランド)のもとに父ケヴィンから謎のメッセージが届く。手掛かりを求めて父のオフィスへ向かうと残された奇妙な装置が作動し、サムは父が創り上げたコンピューターの中の世界“理想の世界”へ放り出されてしまい…。

    前作「トロン」を観ていないからなのか、なんだか話がよく解りませんでした^^;
    あのトロンってのはなんだったの??って感じでして...。
    まぁ、途中からたまにウトウトしながら観てたのがいけないのかもしれないですけど。
    素晴らしく美しい映像や、オリヴィア・ワイルド(クオラ)のサイバービューティーには見とれましたけどね^^

    とりあえず当初の目的だけ果たせればいいし!ってことで、見たいものだけしっかり見ておきましたよ^^ジャーヴィスという役ですね。


    ヤツのことだから敵側の人だろうとは予想できてましたし、この見た目なんでめちゃ強いとか怖いとかいう感じかな?とイメージしてたんですが・・・
    まさかのギャグ要員?!
    しかもほぼスベるぅ。ただただスベるぅ><

    まぁ、彼のファンである私は、お茶目キャラとして愛でておりましたが、もしかして一般的には単なるサムい不発キャラ?(笑)あぁジェイムズ氏。なんだってそんな目に....。ちょっと不憫だったわね〜。

    ボスを持ち上げ、控えめに昇進を目論んでみたりする、ちょっと前にとった杵柄的なキャラクターですね。秘書官みたいなヤツ。こちらでは、デキる子なのかダメな子なのか微妙で、鈍臭いとか小心者とかそんな感じでした。
    「ユーザーばんざい」は好きだったけどねー^^


    同じキャラものでも、マイケル・シーン演じるボウイみたいな人物は割とハマってていい感じだったのになー。別にジェイムズも無下にされてたわけでもないんですが...うーむ。

    ジェイムズは、インタビューでジェフ・ブリッジズやブルース・ボックスライトナーへの質問からの流れでよく「貴方も前作からの思い出なんかあります?」なんて聞かれたようで。
    「前作には出ていないんだよ。・・・て、いつもこれ言うのちょっとツラいんだよねぇ・・・。」
    なんてボヤいてました。若い役者じゃないから仕方ないんでしょうかね?しかしインタビュアーは下調べしないもんかしら^^;もしくは大物との急な抱き合わせでインタビュー受けさせられてたとか??

    [メモ] クラブのシーンにDJ役で Daft Punk なまま出ていた Daft Punk の2人が違和感なくて笑えました!frain





















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