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- 2023.12.07 Thursday
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各賞ノミネート(一部受賞)されたデンマーク映画です。 実は、動いているマッツ・ミケルセンを、今回初めて見ました。さすがに人気俳優さんだけあって、すっごいカッコいいし演技もパーフェクトで非の打ちどころがなかったでねー!!個人的にはメガネ顔が好きでした♪ 内容もすごい見応えがあって良かったです! ◆偽りなき者(Jagten/The Hunt)2012年 監督、脚本:トマス・ヴィンターベア 小さな町で幼稚園の教師として働き穏やかな毎日を送っていたルーカス。ある日、彼にプレゼントを受け取ってもらえなかった園児クララが、軽い仕返しのつもりでルーカスにいたずらされたかのような嘘をついた。それを鵜呑みにした大人たちによって、ルーカスは迫害を受けるようになり・・・ 冤罪のお話です。主人公が受けた仕打ちは、理不尽で本当にムゴい。心から同情します。 しかしそれは、これを見ている私が、彼が完全に無実であることを知っているからかもしれません。 *** ウチの幼稚園の園児から、性的虐待被害をほのめかされた。聞き捨てならないわ。早急に事実を確認して、被害を広げないよう動かなければ! 加害者に事情を聴く?いや、事実であろうが無かろうが、返事は「やっていない」に決まっている。ならばまずは、被害者から事情を聴きだそう。 被害に遭っている子どもが、素直にすべてを話すだろうか?何かを叱られると考えて口をつぐむかもしれないし、言葉にすること自体が難しいかもしれない。話しやすいように誘導してあげる必要があるわね。 *** なんということだ。こんな小さな子どもの口から、幼稚園児が到底知りえない大人の体に関する話が出ているではないか。完全に、ソレを目にしたという証拠であろう。間違いない。他に被害者がいないか確認せねば。 被害に遭った子どもは、口に出さずとも兆候があるはず。保護者に注意を呼びかけよう。証言者が複数であれば、加害者を問い詰めるのにも有効だし、被害が無かったら、それはそれで幸いだ。 *** うちの娘は本当に無垢で、嘘などついたことないんだ。こんな小さな子供が嘘などつくわけがないだろう。常識だぞ。あいつは親友だったが、うちの娘におかしなことをしたんだ。もう信用はできない。 *** 子どもの有無に拘らず周辺に暮らす住民としては、そんな変態野郎は排除しなければならない。自分の家族が被害に遭ってからでは遅いのだ。 子どもたちの証言が曖昧だから釈放されたって?しかし無実だという証拠も無いではないか。やはりそんな「危険かもしれない人物」とは関わりたくない。しかしスーパーマーケットに現れたようだ。そんな店では安心して買い物もできない。危険人物は店が出入り禁止にすべきだ。 あの危険人物はまだここに住んでいるのか?早く出て行ってくれないだろうか。もうここには居場所はないということを解らせてやった方がいいのではないか。 *** あたし、いつも優しいルーカスがプレゼントをもらってくれなくてショックだった。キスもしちゃダメだって。なんでそんなこと言うの?ルーカスのバカバカ!園長先生に、今朝お兄ちゃんからiPadで見せられたおちんちんのお話をして、困らせてやるからー! ・・・あれ?なんでパパとママはあんなにルーカスに怒ってるの?町中が大騒ぎになっちゃったみたい。ママに違うって言わなきゃ! *** まぁ、可哀想に。無意識につらい記憶を削除しちゃっているのね。仕方ないことだわ。それだけのイヤな経験をしたんだもの。娘は私が守ってあげなくては! *** 怖い怖い怖い怖い!!! 現実に十分ありえる事態ですよね。リアル過ぎて強烈に怖いホラーですよ! 現実の日常でも、ちょっとした誤解が悪い噂となって広まったり、悪意の冤罪や、事実無根の偏見...などなど、度合や内容は違ってもそこらにゴロゴロ転がっていそう。誰も悪くなかったり、誰もが悪かったり。こういうのはホント、難しいしイヤですね。 でもこういうことは起ってしまう。この社会で生きていくための人間の心理として、仕方ない部分もあるのでしょう。危険に関する情報をシェアするのは当たり前だし、大事なことだし。だからってむやみに他人を中傷してそれを広めるのは、やはりできるだけ避けたい。でも、その情報が必要か不必要かが見極められないケースもあるんですよね。そうするとどうしても、念のため警戒する方へ傾くじゃないですか。もちろん、それが暴力的な警戒になってしまうのは、誰が見てもやりすぎですけど。 とにかく、何か悪い噂が入ってきた場合には、それが事実じゃない場合のことも想像してみる必要はあると思います。ま、事実だからってそれを広めていいのかどうかって問題もありますが。 あぁー・・・色々と面倒な世の中ですね^^; 心穏やかに暮らしていければ、それだけで幸せなことのように思えます。 |
ブラッドリー・クーパーだからと、とりあえず録画しておいたけど、特に期待しないで観てみました。が、なにげに好きなヤツでしたよ^^ ◆ザ・ワーズ 盗まれた人生(The Words)2012年 監督、脚本: ブライアン・クラグマン、リー・スターンサール なかなか芽が出ない作家、ローリー(ブラッドリー・クーパー)。彼は新婚旅行先のパリで手に入れたアンティークのブリーフケースから、古びた原稿を見つける。その素晴らしい内容に興奮した彼はそれをPCに丸ごと写しとり、自分の作品として出版社に持ち込んでしまう。それはやがてベストセラーとなり、名声を手にしたローリーの前に、真の作者を名乗る老人(ジェレミー・アイアンズ)が現われ・・・。 ・・・という内容の新作を、中年作家(デニス・クエイド)が朗読会で読み上げることによって、ストーリーが語られる形のドラマです。 一人の作家の書いた小説の登場人物である作家が盗作した元の作家。と、作家が3人出てきてそれぞれの物語が描かれる、三重構造のちょっと凝った映画でした。 サスペンス的な展開を期待するし予想しながら観るのですが、それをサクっと裏切って描かれたのは、苦い人生の物語。 ローリーとしては、ミリ・ヴァニリになる覚悟もあるぜよ(とは言わない 笑)という所を見せるけれど、どれだけ後悔や反省をして償ってみても、他人の人生を盗んだという事実を消すことはできない、というわけですね。 自分の行動には責任を持ちましょう!というお話です。 真実をハッキリ見せて貰えず匂わせる終わり方になっているのは、私の好みでもあるけど、モヤモヤでもありますねー。これの場合は、デニス・クエイド演じる現実の作家に近づいたオリヴィア・ワイルドの目的がよく解らないことが、モヤモヤに拍車を掛けた印象かなー。 そもそも多重で少し複雑(しかし解りにくくはない)な構造なのに、彼女の存在が一つのエピソードとして(無駄に)加わってしまったため、更にややこしい感じになっていたのかも。 オリヴィア・ワイルドは、クエイドに語らせるためだけのキャラクタだったとして、存在を省いて全体像を考えたら面白かったことがやっと分かりました(笑)←バカ でも全部見せてくれというのは、やはり観る側の怠慢ですもんね。想像することを楽しませてくれる映画ですから、後でアレコレ想像しながらゆっくり満足して行けたような気がします。 あと、観た後「ふ〜む?」...と思いながらも漠然と「これ、好きだったなぁ」とも感じていたのは、我ながらなんだったのかな?ということも考えました。 ・・・ベン・バーンズの美貌かなー? うん、まずはソコかもねー |
ダスティン・ホフマンの初監督作品だそうです。マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズら名優たちが主演です。 ◆カルテット!人生のオペラハウス(Quartet)2012年 監督:ダスティン・ホフマン、原作戯曲:ロナルド・ハーウッド 引退した音楽家たちが暮らす老人ホーム、ビーチャム・ハウス。存続の危機に面しているホームは、近日開催されるホームの住人たちによるコンサートのチケット収益に期待している。 そこへ、往年のオペラ界の大スター、ジーンが新たに入居することに。彼女のかつてのカルテットの仲間たちはジーンの参加を促すが、ジーンは衰えた歌声を披露する気は無く・・・ 朝から晩まで音楽三昧の、楽しそうな老人ホームでの、おじいちゃんおばあちゃん達の生き生きとした毎日を眺めているのはなかなか楽しいですね^^ 主人公のカルテット仲間たちも個性豊かで面白いです。 しかしお話は、閉鎖の危機にあるホームを救うためコンサートの成功を目指すという、ありがちなヤツです。主に、成功の鍵となるジーンが参加するよう説得する話というか^^; 盛り上がりは特に無いですし、結末も分かりきっているので、ホント大した内容ではないです。 それでも観ていて「これ、好きだわー・・・」となってしまったのは、一重に主要4人のキャラクターのお陰でしょうか。 ・・・いえ、正直に言いましょう。 トム・コートネイ氏です。スゴいステキです。 実はアウグスト・ディール出演の「リスボンに誘われて」にも重要な役で出演されていたんですが、そこでは何度観ても全く気にならないおじいちゃんだったんですよ^^;それがまさかこんなに素敵な方だったなんて! トム・コートネイ演じる元テナー歌手レジーもやはり始めは歌うのを渋っていたし、ある事情によりジーンとの共演を頑なにイヤがっている頑固ジジィっぽかったのですがー、これがどこまでも頑固ジジィってわけじゃないんですよ。 「ビートルズ?あれ、音楽か?」とクラシック以外を受け入れない頑なさも見せていた彼が、若者相手の講義のために真面目にラップを研究し出したりとかね。それもブツクサ言いながら仕方なくとかじゃなくて、歴史からちゃんと自分で調べたり^^ PCで調べ物をする顔、若者たちとのふれあい、座ってお茶する姿、色々とフザけ倒す仲間のウィルフをゆる〜るたしなめる様子などなど、いつもいつもステキ過ぎる!! メガネ男子(老眼鏡もアリだ!)に弱い私的には、あの知的な雰囲気と上品な姿勢でイッパツですよ! そしてそのフザけたセクハラじじぃのウィルフ(ビリー・コノリー)。ふざけているように見えて、素早く空気読む思いやりと優しさ溢れる良キャラなんですよね^^レジーとは違い上品さは感じられませんが、ステキなキャラクタです。 それから、どんな高飛車な感じで出てくるんだろうか、と不安だった元大スター、ジーン(マギー・スミス)。彼女、過去には色々あったりしたようだけど、そんなひどくヤな女というキャラには見えなかったんですよ。お陰で安心して楽しめましたね。ジーンのキャラとしては、マギー・スミスのいつもの "飄々と上から物言い" 系みたいな?全然問題ナシですね^^ そしてもう一人の仲間シシー(ポーリーン・コリンズ)。彼女はボケかけて来ている女性ですが、天然ボケがいい具合にほっこりな雰囲気を醸し出していて良かったですね。 その他、終始楽器を演奏していたり歌っていたりしていたビーチャム・ハウスの住人たちは、実は実際に過去に有名楽団に所属していた音楽家さんたちや、オペラ歌手の方々だったそうです。なので、劇中での演奏は大体生演奏だったみたいですよ。 エンドロールで彼らも一人ずつ紹介されていました。知ってる人は全然いませんが、こういうのにも弱いです^^ |
ジャンヌとアルベール、アニーとジャンの2組の夫婦と一人暮らしのクロードは、長年に渡り変わらぬ友人関係を続けていた。そんな中、クロードが心臓発作を起こしたことをきっかけに彼らは、5人で共同生活を始めることに・・・。 ◆みんなで一緒にくらしたら(Et Si On Vivait Tous Ensemble?)2011年 監督、脚本:ステファン・ロブラン
友人同士、気兼ねなく楽しい老後を満喫できたらいいわねぇ〜♪ 実際はいくら仲の良い友人同士でも、一緒に暮らすとなれば話は別でしょうか^^; お互いがお互いの面倒を見られるうちはいいでしょうけども、既に病気を持つ者もいるわけで、いわゆる老々介護状態となれば、やはり無理も出てくるでしょうし。 とはいえ、複数人が一つの家に住み常にお互いを気にかける状況にあれば、少なくとも孤独死みたいなことは避けられるでしょうから、こんなことがもしも可能であれば、考えてみてもいいのではないでしょうか。 しかし、やっぱり夢物語のように思えてしまう部分はありますね。 年をとって頑固さも出ながら、丸くもなってきたキャラクターたち。起こり得る問題、複雑な人間関係など、現実を見せるところはちゃんと見せるものの、いずれも大してモメることなくサラッと済んでいくんですよ。とは言っても、決してお気楽に終わっていくわけじゃないんですが、温かみも感じられるステキ物語となっていました。 ま、何にせよ、終活を考えられるところまで無事に生きられたら、それだけで感謝ですね。 目当てのダニエル・ブリュールは、犬の散歩を請け負った学生ディルク役。 なんだかんだでヨーロッパの老人生活を研究することになった彼は、5人と共に生活して、彼らのちょっとした世話係のような役割となった、心優しい好青年です。キュートかつ爽やかに演じてらっしゃいましたよ♪ 映画全体の言語はフランス語ですが、彼の独り言はドイツ語でしたね^^ ところでディルク青年の老人生活研究では、老人の性生活についてもかなりクローズアップされています。 モロなベッドシーンもゼロではないので、苦手な方はご注意ください^^ しかしまず何よりも、ジェーン・フォンダのステキなスタイルとファッションに惚れぼれでした!daniel |
先日 日記 に書いた通り、日本語はもちろん英語字幕も収録されていないblu-rayを買ってしままったので、ドイツ語字幕で頑張って観てみましたー。 ドイツ語超初心者なので、ほとんどが自力では読めませんから、全部じゃないけど適度に(?)辞書を引きながら、大体で観終えました^^; ◆Frau Ella(2013年) 監督:Markus Goller
せっかくなので、あらすじをちょっと詳しめに書いときます。 オチまでは書きませんが、大体こんな感じのお話だったと思います^^; (間違いがあったらごめんなさい!教えて頂けたら嬉しいです^^) 彼女リーナから妊娠を打ち明けられたタクシードライバーの青年サーシャ。彼はそのショックから事故を起こしてしまい病院へ搬送されます。 目新しいお話ではないですし、だいたい展開が読めちゃいそうな内容ですが全然OK♪ 二人の30代の青年たちが90近い女性と交流する話ですから、とてもハートウォーミングなコメディで、楽しかったですし良いお話でした! 「後悔することになるから、私と同じ過ちを繰り返さないで。」 と親身に助言するエラと、ずっと頑なだったけど考えを変えていくサーシャが、"おともだち" になっていく感じがいいですねー(*´∀`*) アウグストは主人公の年上の親友、クラウス役。 新聞を見ながら「今日おまえ、星の動きから言って超ツイてるはずだから宝くじ買えよ!」みたいな電話を掛けてくるのが最初の登場シーン。結構はじめの方から出てきました^^ 彼はここ8年独り身というキャラクタで、彼の恋愛関係の話も裏であったようですが、悲しいかな私のドイツ語力ではよく解らなかったです>< なんだかウダウダしていたようなんですけど・・・。 ま、それよりもサーシャと共にエラさんとの珍道中で活躍する姿が良かったです! 見た目、チンピラ風な雰囲気があるので、もしかしたら邪魔くさいキャラなんじゃないのか・・・と、ちょっぴり心配でしたが、やっぱいい人でしたよ!!ま、一時サーシャと仲間割れを起こすようなこともありましたが、基本的には使える男だし、優しいしで、やっぱりカッコいい!!ヒュ〜 ちょっとお茶目で、アウグストではあまり見ないタイプのキャラだったかもしれません♪ まずは、今回ちゃんと理解しなかったセリフを、またゆっくり調べてみたいと思います☆diehl, matthias |
特に大ファンなつもりはないのですが、観ると必ず魅せられちゃうんですよ、ジュディ・デンチって。ということで、彼女の名前に惹かれて録画してみましたー。 ◆マリーゴールド・ホテルで会いましょう(The Best Exotic Marigold Hotel)2011年 監督:ジョン・マッデン、原作:デボラ・モガー
あらぁー!いいじゃないですかー!! 何がいいって、やっぱり超豪華なキャスト陣ですよ。知ってるシニア俳優が全部揃ってんじゃないかってくらい豪華ですねー。(あ!知らない人が一人いた!) おじいちゃんおばあちゃんばかりなのに(なんて言っては申し訳ないけど)、すごく華やかに感じて楽しかったです。 優雅なリゾート生活を期待してイギリスからインドへやって来た、7人の熟年男女の物語です。 到着したのは、パンフレットの写真とは全く違うオンボロホテル。「写真はこのホテルの未来の姿です♪」と自信満々に言ってのける支配人がいいですね。現在は、ドアの無い部屋があるわ、部屋に鳥が入り込んでるわ、電話は使えないわで、ホテルとしてはありえない面食らうばかりの状態。そんな中で各々、新たな生活を模索し変化を遂げていくという、なかなか感じの良い映画でした。 こういう集団の中ではやはり、いつまでも順応できない損なタイプの人は、見ていて気分が良くないですね^^; 私も結構保守的な人間であり、且つそんな自分がいつも嫌いなので、見ていてちょっと肩身が狭かったです。ま、人の振り見て我が振り直せということで。ガンバリます。(?) 大好きなマギー・スミスは、のっけから有色人種への差別をあからさまにやりまくるイヤ〜な役を演じてらっしゃいました。あの酷い言い様にうわ〜...と引いちゃうのですが、徐々に分かりやすく健全な方向へ変化していく彼女は、やっぱりステキでしたね。さらっとイイ所を持ってっちゃうのは「ダウントン・アビー」のヴァイオレットと共通してる感じです。やはりこの手の役どころがハマりますね^^ ベテラン俳優陣が魅力を振りまいてくれていて、とても楽しかったです。多少現実離れした部分もありながらも、普遍的な教訓も盛り込んでくれているところもいいですね^^ どうやらこれ、「2」が出来ているようです。リチャード・ギアやデヴィッド・ストラザーンといったアメリカンなおじぃ達が加わっているみたい。吉と出ると良いですね♪ |
「ぜんぶ、フィデルのせい」のジュリー・ガヴラス監督作品です。 ということで、ちょっと期待して録画してみました。 ◆最高の人生をあなたと(Trois Fois 20 Ans)2011年 監督:ジュリー・ガヴラス
60歳が目前にせまるメアリーはある朝、昨夜のことが思い出せない自分に気付く。以来、老いを意識するようになり、「自分たちは老いたのだから、これからは生活を変えなければ!」と夫にも同じ意識を強いる。しかし若いスタッフとの新プロジェクトに燃える夫は、老いなど受け入れる気はない。やがて円満だった夫婦間にズレが生じ始め・・・ という重そうな話を、わりと軽やかに見せてくれるドラマでした。 ほぉー・・・老いは自分で受け入れる意識をすべきものですか。 う〜ん、「私、老いた?!」と気付かされる出来事があったとしても、更にわざわざ自分で自分に老いの意識を植え付けるのはちょっとねー。 否が応でも痛感するときが来た時に自分が受けるダメージを和らげるクッションとして、予め受け入れておく(準備をする)というのも手かもしれないですけども。しかし私は(今ンとこは)考えたことないですねー。 ・・・って、この主人公メアリだってショックではあっても、別に老いて塞ぎこんでるわけじゃないんですね。 いわゆる第二の人生的なものを前向きに考え始めるような話なんでしょうけども。 でもどうしても「老いを受け入れる」という点に意識が行ってしまいます。 結局私も、刻々と迫ってくる老いへの不安をどこかに感じているんでしょうなぁ・・・^^; 両親の熟年離婚を回避させようと画策する3人の子どもたちがなんか可愛くていい感じでしたね。 |